日本が世界に誇る大都会の東京だが、ときには街中で野生動物と遭遇するケースも珍しくない。以前ツイッター上では、とある動物が都内某所の電線の上を移動する「衝撃的な映像」が話題となっていたのをご存知だろうか。

■「東京怖い」という映像の内容は…

注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・なむるるさんが投稿した1件のツイート。「東京都怖い…」とだけ綴られた投稿には、上空に向けて撮影したと思われる動画が添えられており、数本の電線が確認できる。

都内の電線上に出現した2体の生物、その正体に目を疑う 「東京怖い…」の声も
(画像=『Sirabee』より引用)

注目すべきは電線の上を「伝っている生物」で、なんと2匹のハクビシンが電線の上を移動し、建物の屋根の上に到着する様子が収められていたのだ。

■「猫かと思いきや…」と驚きの声

街中で遭遇するだけでもかなり珍しいハクビシンだが、「電線の上を移動している」というオプション付きともなれば、尚更である。

件のツイートは投稿からわずか数日で6,000件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「猫かと思いきやハクビシンのパターン…」「田舎より、都心の方が生活しやすいのかな」「電線という人工物を利用している…」「ハクビシンの家族ですかね」といった反響の声が多数寄せられていた。

そこで今回は、ツイート投稿主・なむるるさんがハクビシンを発見した東京都北区エリアの野生動物事情をめぐり、関連施設に事情を聞いてみることに。その結果、様々な事実が明らかになったのだ…。