乗っていたバスからSOS

ウクライナからロシアの都市リャザンに戻る途中乗っているバスからビデオを送って救出を要請した。それを手に入れた米国マイアミのAmerica Tevéがこの事件を報じて彼らのことが知られるようになったというわけである。

更にAmerica Tevéが傍受した他のキューバ人数名からの報告によると、彼らのひとりは何か教室のようなところに送られたそうで、そこには18名のキューバ人がいたそうだ。そこで医師の検査を受けたり必要な手続きをさせられたという。

キューバ政府はこのような斡旋業者がいれば断固取り締まるとしているが、彼らキューバ人の証言によると、旧ソ連を構成していた国々は市民にそれに関与しないように言っているのに、キューバ大使館は彼らを保護することに関心がない、と語っている。ウクライナ紛争が起きた当初からキューバ政府はロシア政府に味方していたことからもそれが理解される。

ロシアに依存しているキューバ政府は国民を犠牲にしてロシアから生活の糧を得ることが目的なのである。その為にはウクライナとの戦いにキューバから戦闘員が加わるのはキューバ政府にとっては歓迎することなのである。社会主義の成れの果てをキューバに見ることができる。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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