■首脳陣の意図を分析
さらに下柳氏は「8、9回も延長になったら、そこは代打を行けるかもしれんけど。あと簡単に代打出せと言ってる人たちもいっぱいいるんだけど、ピッチャーはキャッチャーが突然代わったら、リズムが変わったりすることもあるから、先発ピッチャーのときは後半に来ても、極力代えないほうがいいと思う」と指摘する。
そして「先発ピッチャーが良いピッチングしてるとき、7、8回で完投しそうなところに、キャッチャーに代打で8、9回に違うリズムのキャッチャーが来るというのは、俺は賛成できないな」と采配批判を疑問視。
続けて「代打を出してピッチャーのリズムを変えたくないから、岡田さんはキャッチャーを代えたくないと思うし、俺がピッチングコーチやっていたとしても、代えてほしくはない。接戦になってるときに、先発ピッチャーのリズムを変えたくないっていうところが、首脳陣にはあると思う」と分析した。