クレジットカードのデザインは、老若男女問わず持ちやすいようにと、シンプルなデザインのものが多い傾向にあります。「もう少し自分好みのものがあればいいのに……」と思ったことのある人もいるのではないでしょうか。
キャンパスを東京・大阪・名古屋・パリに構える専門学校モード学園は、株式会社クレディセゾンと教育連携協定を締結し、産学連携の取り組みをスタートしました。
ファッションデザイン学科高度専門士コース、ファッションデザイン学科、ファッションテクノロジー学科、グラフィック学科の学生計400人以上が参加し、「Z世代が持ちたくなるカード」をテーマにクレジットカードの券面をデザインするといいます。
Z世代の価値観を生かした斬新なデザインを
消費動向が多様化するなか、とくにZ世代の間では、美容やファッショントレンドへの高い関心が見られると同時に、自分たちの価値観を反映した商品に強い興味を示す傾向があるといいます。
クレディセゾンはこれまで、大学との産学連携による商品サービスを通じた人材育成や、中高校生を対象とした金融教育プログラムの提供など、若年層を対象とした取り組みを積極的に行ってきたそうです。
今回、モード学園の学生たちによる斬新なデザインのクレジットカード発行を通じて、学生の作品が実社会で使用される機会を提供する新プロジェクトがスタートしました。
優秀作品はカードデザインに採用
集まったデザインから、東京・大阪・名古屋の各校で各賞が選出されます。
予定では、2024年11月、最優秀賞作品は実際のクレジットカードのデザインに、優秀賞作品はSAISON CARD Digitalのデジタルカードデザインにそれぞれ採用されるといいます。
学生ならではの着眼点を生かしたカードのデザインに注目してみてはいかがでしょうか。
<参照>
「Z世代が持ちたくなるカード」を学生がデザインモード学園とクレディセゾンの産学連携プロジェクトが開始!