【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報。
── 今回はジェームズさんがよく語っている現在の日本政治の黒幕・ 麻生太郎元総理についてお聞きしたいです。
ジェームズ いまの岸田政権は海外ではバイデン政権に操られ、 国内では麻生さんが裏で操っているのは本当の話です。これは私の日々の任務で実際にバイデン政権関係者や麻生さんを含 む当事者に何回も会ってこの目と耳で確認しています。ただし、 麻生さんは本心ではもう岸田さんを見限っています。なのに、 岸田政権が続くのはバイデン政権が岸田さんを気に入っているから です、という話は以前の記事でもしていると思います。
──いや、実はですね、 ジェームズさんのその話を受けて思ったのが、 最近の安倍派潰しです。あれももしかして麻生(太郎) さんの差し金ですか?
ジェームズ はい。 東京地検特捜部も動いていますから麻生さん及びバイデン政権の暗躍です。私の永田町関係者によると、岸田さんは、12月9日に総理公邸で麻生さんと会って「 安倍派の完全なる粛清」で合意したそうです。 これで岸田政権の支持率が一桁になっても、すべて「 安倍派のせい」にできます。 そうすることで来年の春まで岸田さんの続投です。
──要は、 来春のアメリカの議会演説まで絶対に岸田政権は潰さないと。
ジェームズ そのためにいま安倍派潰しが始まっています。 邪魔な安倍派を消すのと同時に「悪いのはすべて安倍派」 というアリバイ作りで、かなりいやらしいやり方です。また、 麻生さんが温存していた大宏池会計画の実施段階にも入りました(この後、宏池会の林芳正氏が官房長官に就任)。すべてアメリカ= 麻生ラインに都合の良い流れです。ちなみに、 9日に岸田さんと会った直前に麻生さんは「 日本が普通の国になるにはあの男にやらせるしかない」 と岸田さんのことをベタ褒めしていたと聞いています。
──えっ、どういうことですか? 麻生さんはもう岸田さんを見限っているとさっき言ってたと思うんですが。
ジェームズ はい。本心では見限っています。 なのにベタ褒めした理由は簡単で、「言われたことはすぐに実行する、何も考えずに実行する」 ところを評価しているのです。なにしろ、 防衛費の増額については、7年間もの長期政権を敷いた安倍さんでも出来なかったことを1年 でやりましたから。
──要はポチとして褒めていると(苦笑)。ということは「 日本が普通の国になるには」の「普通の国」 という意味は僕ら国民が思う「普通」とは違う意味の「普通」 なんですね?
ジェームズ はい、まさにその通りです。麻生さんにとっての「普通」 は一般国民が考える「普通」とはかけ離れています。なにしろ、 一般国民は彼にとっては下々ですから(苦笑)。 先祖が大久保利通、吉田茂で妹さんが天皇家に嫁いでいて、娘はロスチャイルド家に嫁いでいるのですよ。 上級国民の代表のような方です。そんな人にとっての「普通」が「普通」であるはずがありません。
──ですね(苦笑)。じゃあ、麻生さんが言う「普通の国」ってどういう国のことなんですか?
ジェームズ 「普通の国」というのは「軍事力を国益のために行使できる国」 です。
──えっ?
ジェームズ いま日本は自衛隊という中途半端な軍事力を一応持っていますが、 それを行使、 特に国外で行使するのは事実上できないことになっているじゃない ですか? しかし、 ほかの国は軍事力を持ちかつ国益のために行使できるのが「普通」 です。国が貧しくて軍事力を持てない国や、 北朝鮮のように異様にアナログな軍事力だけを持っている国も当然 「普通」の範疇ではありませんが、 日本は他国同様に軍事力を持っていてしかもそれを使えるのが当た り前の経済大国です。例えば、日本にGDPは及びませんが、イギリスは相当の経済力をバックに世界有数の軍事力を有し、しかも国益追求のためにその行使を辞さない「普通」の国です。 少し古いですが、 1980年代初頭のフォークランド紛争で大西洋の孤島奪還のため に世界の批判に晒されながらイギリスは軍事力を行使しました。 麻生さんはそんなイギリスのように国益追求のために軍事力を行使 できることを指して「普通」の国と言っています。ですから、 ひ弱な岸田さんの政権で国防費が2倍と急速に進んだのは全部麻生さんのアジェンダです。そういう「普通の国」 にますますなっているということです。
──軍事力増強というと左翼がすぐに目くじらを立てそうですが、普通に軍隊を持ち、それを国益のために使う国というのは決しておかしいことではないと思います。
ジェームズ ですから、麻生さんというと、 一見トンデモな人と思われがちですが、それだけではありません。 トンデモなところはもちろん外資に対する水道利権の売却を含め多 々あるのですが(苦笑)。たしか、 今年の春ごろだったと思います、麻生さんは「最近、日本の世界的な地位が上がっている」 というふうに地元の講演会か何かで話しています。 あれは軍事力も増強し、世界の中での日本の地位は上がったんだ、という意味です。
── あの発言を聞いた時はGDPが第4位に落ちようとしているのに何 が地位が上がったんだと思いましたけど。
ジェームズ 違います。あれは自画自賛です(苦笑)。いままで清和会がずっと強くて、その中で安倍さん、小泉さん、福田さんなんかが競い合ってましたが、安倍さんが死んでからは清和会の力がなくなって宏池会の天下です。政権は完全に麻生さんのものです。
──いまの状況を見ているとそうですね。ただ、 そんな話を聞いてると、「安倍さん暗殺の黒幕は麻生さんですか? 」と思ってしまいますが(苦笑)?
ジェームズ いや、そう思いますよね(苦笑)。 彼もしくは他の政治家が安倍さん暗殺の黒幕かどうかはおそらく永遠に明らかにならないと思いますし、伊藤博文暗殺の黒幕も明らかになっていません。しかし、「あの国が黒幕説」は麻生さん本人に私の関係者が聞いたので、反応は知っています。
──えーっ、聞いたんですか!?
ジェームズ はい。安倍さん暗殺は、私が以前から主張しているようにエマニュエル大使のラインで行われたと思います。日本の●●をあそこまでコントロールできるのは「あの国」 しかないですから。なので、「あの国じゃないですかね?」 と麻生さんに尋ねたら、「そうかなぁ?」と言っていたそうです(苦笑)。 麻生さんが知っていたもしくは関与していたかどうかは知りませんが、おそらくXさんにはなんらかの情報が入っていたと思います。安倍さんの街頭演説の場所が前日急遽奈良に変わったのも関係してますし。
── その辺については事件が起きた当初からジェームズさんは言ってましたよね。「黒幕は●●で、 Xさんはなんらかの形でかかわっている」と。ただ、Xさんと●● 部分は、なんでも掲載する『トカナ』 でも書けなかったのでメルマガで書きましたが(苦笑)。
ジェームズ そうでしたね(苦笑)。そんな経緯がありましたね。ただ、 麻生さんと安倍さんは、基本的な考え方として「日本を普通の国に戻す」という部分で同じだったんです。 軍隊を持ちかつ国益のために使える国を目指すというところでも二人の考え方は似ていました。ただ、麻生さんと安倍さん、二人が決定的に違う部分があって、それが「どこと組むか」 なのです。安倍さんの場合、岸信介の思想が強いんです。 岸さんはもともと反米主義者であり、「アジアはアジア人のもの」 と主張する大アジア主義者だったので、 アメリカにも銃口を向ける可能性があったのです。 安倍さんはそういう対米独立主義の思想を継承していたので、 ロシアを事実上のバックにつけて普通の国に戻して、 アメリカとも一定の距離を取るというやり方でした。 これをたどると長州の外交に行きつくんです。 伊藤博文が提唱した対露融和政策に基づく全方位外交です。 対して薩摩は違います。大久保利通が打ち出したのは富国強兵、 文明開化です。 大久保は国家の仕組みをプロイセンの専制主義をモデルにしました 。麻生さんはこちらのほうなのです。
──安倍さんはロシアと組もうとしていたから、「あの国」 にやられたと。対して、麻生さんはアメリカと組もうと考えているんですね。
ジェームズ いえ、そうとは言い切れません。ここで重要なのは麻生さんは親アメリカではありますが、 対米従属ではありません。むしろ、彼の祖父にあたる吉田茂が戦後復興に専念するために一時的に採用した対米従属路線を批判しているくらいです。なので、「いまのアメリカは信用できない。 吉田茂がいた当時のアメリカとは違う」という発想です。今年の8月の台湾で「戦う覚悟」発言があったじゃないですか? あれは中国に対するメッセージだと多くの人が思っているようですが、それは違います。あれはアメリカに対するメッセージです。 麻生さん本人がそう言っていたと関係者から聞いています。「アメリカは台湾が攻められた時に動かない可能性がある。もし、動かないのであれば、何のための日米安保なんだ、 何のための在日米軍であり、何のための同盟関係なんだ」と。麻生さんが最も不審に思っている国が実はアメリカなんです。 彼の国家戦略は海洋国家、海洋大国としての日本で、海運力、海軍力を全面に出して世界に影響を及ぼすような国にしたいという ものです。ですから、理想とする国家像はかつての大英帝国です。なので、アメリカのマネをするとか、そういうものはありません。 「アジアの英国」 としての地政学的ポジショニングが麻生さんの目指す日本の究極のあり方です。
──それが麻生さんの言う「普通の国」?
ジェームズ そうです。
──それならば全然乗れそうですね(笑)。
ジェームズ 以前から言っているように麻生さんは、外交・ 安保の部分では本当に真っ当です。
──ただし、問題は国内政治ですよね。ちなみに、 麻生さんはLGBTに賛成なんですか?
ジェームズ 嫌っています。バイデンか、トランプかで言えば、 隠れトランプ派です(笑)。
──やっぱり……。
ジェームズ しかし、財務省を信じる増税派ですから。なので現状、 日本の国内政治は絶望的に暗いということです、残念ながら(苦笑)。
<角由紀子のやばい帝国にジェームズ斉藤が出演>
文=ジェームズ斉藤
提供元・TOCANA
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