レアル・ソシエダ所属MF久保建英は、今月29日開催の『Real Sociedad Japan Tour 2024』東京ヴェルディ戦でスタメン出場。この後、FIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選2試合(対ミャンマー、シリア)に向けて日本代表に合流するが、その一方で今夏移籍の可能性が浮上。日本代表OBの内田篤人氏が同選手の去就について私見を述べている。
インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月30日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、欧州での移籍が話題に。フランス代表FWキリアン・エムバペのパリ・サンジェルマン退団に話題が及ぶと、内田氏は「どうする、Jリーグまで玉突きがあれば?」とコメント。MCの野村明弘アナウンサーは「ビッグクラブで動くと、それがずっと影響してね…」と言葉を返す。
すると、内田氏は「久保君とかさ、無いかな」と日本代表MFの去就に言及。本人がパリ五輪不参加を明言したことを理由に、野村アナが「これ移籍なのかなとか、色々思ってしまう」と予想すると、内田氏は「最近の使われ方とかね。ちょっと勘繰るよね」と語った。
久保は今季もラ・リーガ公式戦でコンスタントにスタメン出場していたものの、5月4日のラス・パルマス戦から最終節アトレティコ・マドリード戦にかけて5試合中3試合でベンチスタート。バルセロナとの古巣対戦でプレー時間20分にとどまったほか、ベティス戦では出番が無かった。
なお、久保とソシエダは今年2月に2029年6月までの契約延長で合意。5100万ポンド(約97億円)の契約解除条項付帯の可能性が一部メディアから指摘されている。またスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は先月24日、久保の獲得に興味を示しているクラブに、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、MF遠藤航所属リバプールを挙げているほか、ソシエダの2024/25シーズンの新ユニフォーム発表映像に同選手の姿が無かったことも話題になっている。