私は「あ、おじさんだ!」と思いましたが、声をかけられる雰囲気ではありませんでした。
それが、最後におじさんを見た瞬間でした。
■突然魚屋を辞め、羽振りが良くなったその訳は…
それから私は大学生になり、おじさんのことはすっかり忘れていました。
ある時、帰省して祖母と話している最中に彼のことを思い出し、話題にしました。そこで、祖母から衝撃的な事実が明かされました。
あの魚屋のおじさんは宝くじで1,000万円が当たって魚屋を辞めたそうです。仕事もせずに派手な格好をして、飲み屋で出会った女性と付き合ったものの、お金はすぐに底をついてしまったとのこと。 結局女性にも逃げられ、行方不明になってしまったとのことです。
この出来事を知って以来、私は宝くじを買わないことにしています。
(40代・女性)
今回は、宝くじで大金を手にした人の体験談を紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。
文・MONEY TIMES編集部