■JR東日本は「計画的に復旧作業を進める」

旅鉄Nさんから得られた情報を元に、JR東日本に状況を尋ねたところ、「Xの投稿内容と合致するかは分かりかねますが、18日、当社お問い合わせセンターへ『根府川駅の線路と枕木を固定するボルトが外れている』という連絡があったため、同日の営業運転終了後に根府川駅のレールの点検を行いました」との回答が得られた。

点検の結果、レールと枕木を締結する金具の1つが外れているのを確認できたが、「列車の安全な運行には影響はございませんでした」とのこと。今後の措置についても「金具が外れていた箇所については、計画的に復旧作業を進めていく予定です」という回答が得られたのだ。

「これくらい大丈夫だろう…」とスルーしてしまう人もいるであろう事態だが、やはり旅鉄Nさんの対応は間違っていなかった様子。

線路横で見つけた金具、予想外の正体にゾッとした 「これ外れるのか」と驚きの声も…
(画像=『Sirabee』より引用)

今回のようなケースに遭遇した場合の対応について、JR東日本担当者は「設備等の異常を発見した際には、設備等には触れず現状維持のまま、お近くの駅係員や当社の社員へお知らせください」「近くに社員がいない場合などは、JR東日本お問い合わせセンター(050-2016-1600)にご連絡ください」と注意を喚起している。