MLBのナ・リーグが19日に行われ、クアーズ・フィールドでロッキーズとドジャースが対戦した。
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ロッキーズの先発投手はオースティン・ゴンバー、対するドジャースの先発投手はウォーカー・ビューラーで試合は開始した。
ロッキーズは1回裏、いきなりドジャース先発のウォーカー・ビューラーに牙をむく。死球とヒットでノーアウト1、3塁とすると、3番 エゼケル・トーバーがライトへのタイムリーツーベースヒット。続く4番 ライアン・マクマーンがセンターへのタイムリーツーベースヒット、さらに6番 ノーラン・ジョーンズがセンターへの犠牲フライを打ち、初回から一挙4点を獲得する。
対するドジャースは2回表に5番 アンディ・パヘスに8号ソロホームランが生まれるも、ロッキーズは2回裏、1アウト1塁の場面で1番 エレウリス・モンテロがツーランホームランを放ち6点目、点差をさらに広げる。
ドジャースは3回表、1アウト3塁のチャンスを迎えると1番 大谷翔平のファーストゴロの間に1点を返すも、ロッキーズは4回裏に2番 ブレントン・ドイルの6号ソロホームランが生まれ、7対2とする。6回表には1番 大谷翔平の20号ソロホームランが飛び出すが、ロッキーズは6回裏にも1点を追加。7回も両チーム1点ずつ追加して7回終了時点で9対4と5点差が縮まらないままゲームは終盤へ。
このままロッキーズの勝利かと思われた9回表にドラマが生まれる。ドジャースはこの回、四球とヒットで1アウト満塁の場面を作ると、代打で登場した9番 ジェーソン・ヘイワードがなんと満塁ホームラン、途端に1点差となり、試合は急展開を迎える。すると、1番 大谷翔平がレフトへのヒットに加え、ワイルドピッチ、3番 フレディ・フリーマンはカウント1-0から申告敬遠で、またも2アウト1、2塁のチャンス。ここで4番 テオスカー・ヘルナンデスがスリーランホームランを放つ。ドジャースはこの回7点をもぎとり、試合は一気にドジャース優勢に。
ロッキーズも9回裏に得点圏にランナーを進めるも、得点ならず。両チーム合計6本のホームランが飛び交った一戦は9対11でドジャースの勝利となった。
この試合の勝ち投手はドジャースのマイケル・ピーターソンで、ここまで1勝0敗0S。負け投手はロッキーズのビクトル・ボドニクで、ここまで1勝1敗0Sとなっている。セーブがドジャースのエバン・フィリップスに付き、0勝0敗11Sとなっている。
なお、ドジャースの大谷翔平は、この試合5打数2安打(1HR)2打点で、打率は.316。
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ここまでドジャースは46勝29敗で西地区1位。一方ロッキーズは25勝48敗、20.0ゲーム差で西地区5位となっている。
注)日時の表記はすべて日本時間での記載