MLBのナ・リーグが27日に行われ、ペトコ・パークでパドレスとナショナルズが対戦した。
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パドレスの先発投手はディラン・シース、対するナショナルズの先発投手はD.J.ハーツで試合は開始した。
先制点を挙げたのは2回裏のパドレス。2アウト1塁の場面で8番 カイル・ヒガシオカが7号ツーランホームランを放ち2点を上げる。さらに4回裏には、ナショナルズ先発D.J.ハーツのワイルドピッチと1番 ジュリクソン・プロファーのタイムリーで2点を追加する。
4点差を追うナショナルズだが、パドレス先発のディラン・シースの前に7回まで僅か1安打と打線沈黙、スコアボードには0が並ぶ。パドレスは好投ディラン・シースに代えて8回表から松井裕樹が登板。打者3人をフライ2つと空振り三振に抑え、この回三者凡退。9回からは、マウンドを3番手トム・コスグローブに託す。
ところがトム・コスグローブが大乱調。この回先頭の9番 ジェーコブ・ヤングに四球を与えると、1番 ナシム・ヌニェスにヒットを打たれ、ノーアウト1、2塁に。ここで2番 レーン・トーマスがレフトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、ようやくナショナルズは2点を返す。さらに4番 ジョーイ・メネセスに死球を与えたところで、パドレスは4番手エイドリアン・モレホンにスイッチ。
ナショナルズは、相手投手の代わり端、5番 ルイス・ガルシアにライトへのタイムリーツーベースヒット、6番 ハロルド・ラミレスにセカンドへのタイムリーヒットで、5対8と3点差に詰め寄るが、7番 ニック・センゼルがショートゴロダブルプレーに倒れゲームセット。8対5でパドレスの勝利となった。
この試合の勝ち投手はパドレスのディラン・シースで、ここまで7勝6敗0S。負け投手はナショナルズのD.J.ハーツで、ここまで1勝2敗0Sとなっている。
なお、パドレスの松井裕樹はこの試合で1回投げ、無安打1奪三振、防御率を3.71としている。
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ここまでパドレスは44勝41敗、8.5ゲーム差で西地区2位。一方ナショナルズは38勝42敗、15.0ゲーム差で東地区4位となっている。
注)日時の表記はすべて日本時間での記載