MLBのナ・リーグが28日に行われ、オラクル・パークでジャイアンツとカブスが対戦した。

【インターリーグ速報】大谷、2戦連発の先頭打者HR ドジャース4連勝

 ジャイアンツの先発投手はジョーダン・ヒックス、対するカブスの先発投手は今永昇太で試合は開始した。

 カブス攻撃陣は3回表、8番 ピーター・クロー・アームストロングが死球で出塁し、二盗、三盗を成功させると、1番 ニコ・ホーナーがツーランホームラン。さらに、3番 コディ・ベリンジャーがサードへのヒットで2アウト1塁の場面を作ると、4番 鈴木誠也がライトへのタイムリースリーベースヒットを放ち追加点。この回に3点を先制して、今永昇太を援護する。

 前回登板で10失点を喫し、雪辱のマウンドとなったカブスの今永昇太は、ジャイアンツ打線を5回まで1安打に抑え込む好投。しかし、6回裏ジャイアンツに2アウト1、2塁とされると、5番 ホルヘ・ソレアのレフトへのタイムリーツーベースヒットで1点返される。続く6番 ルイス・マトスにはワイルドピッチ、さらにセカンドへのタイムリーヒットを打たれ、この回3点献上し同点とされる。今永昇太はこの回まで、7回からは2番手ルーク・リトルに代わり、今回も勝ち星をゲットすることはできなかった。

 その後、両チームともに得点圏にランナーを進めるも中継ぎ陣が踏ん張り、スコアボードには0が並び、試合は延長に。10回表カブスの攻撃、1アウト2塁の場面で5番 イアン・ハップがツーランホームランを放ち、2点勝ち越しに成功。その裏、ジャイアンツは2アウトランナー1、2塁の場面を作るも、3番 ウィルマー・フローレスがサードポップフライで万事休す。試合は3対5でカブスの勝利となった。
 
この試合の勝ち投手はカブスのエクトル・ネリスで、ここまで7勝2敗10S。負け投手はジャイアンツのルーク・ジャクソンで、ここまで4勝2敗0Sとなっている。セーブがカブスのポーター・ホッジに付き、0勝0敗1Sとなっている。

 なお、カブスの今永昇太はこの試合で6回を投げ、5安打3奪三振3失点、防御率を3.07としている。
 また、カブスの鈴木誠也はこの試合で5打数2安打1打点で、打率.266としている。

【MLBデータ】日本人投手のメジャー最多奪三振ランキング

 ここまでカブスは38勝44敗、10.5ゲーム差で中地区5位。一方ジャイアンツは39勝43敗、12.0ゲーム差で西地区4位となっている。

注)日時の表記はすべて日本時間での記載