MLBのア・リーグが29日に行われ、ロジャーズ・センターでブルージェイズとヤンキースが対戦した。
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ブルージェイズの先発投手は菊池雄星、対するヤンキースの先発投手はマーカス・ストローマンで試合は開始した。
菊池雄星は1回表、1番 アンソニー・ボルペ、 3番 アーロン・ジャッジから空振り三振を奪う好投。ブルージェイズ攻撃陣も1回裏、2アウト1、2塁の場面で5番 ジョージ・スプリンガーがレフトへのタイムリーヒットを放ち先制点を挙げ、チームは好スタートを切る。菊池雄星はその後もヤンキース打線を相手に三振を積み上げる。ブルージェイズは5回裏、ノーアウト満塁のチャンスに3番 ウラジーミル・ゲレロJr.のショートゴロの間に1点追加。さらに1アウト満塁の場面で 5番 ジョージ・スプリンガーが押し出しの死球でもう1点。この回合計2点を奪う。
対するヤンキースは前半は1点に抑えられるも、6回表に反撃に出る。先頭の9番 ジャメイ・ジョーンズがライトへのヒット、続く1番 アンソニー・ボルペがファーストへのバントヒットでのノーアウト1、2塁の場面を作ると、2番 フアン・ソトが20号スリーランホームランを放ち逆転。被弾した菊池雄星はここで降板、2番手ネート・ピアソンにスイッチする。だが、ヤンキースの勢いは衰えない。3番 アーロン・ジャッジがレフトへのヒットで出塁すると、4番 J.D.デービスがレフトへのタイムリーツーベースヒット、さらに、5番 グレイバー・トーレスが8号ツーランホームラン。結局ヤンキースはこの回、6点を奪う。
ブルージェイズは6回裏に9番 アイザイア・カイナーファレファの7号ソロホームラン、7回裏には3番 ウラジーミル・ゲレロJr.が12号ソロホームランを放ち5対7まで迫るが、ヤンキースは8回表に2本のタイムリーで2点追加、さらに9回表にはノーアウト満塁のチャンスから、3番 アーロン・ジャッジがレフトへのタイムリーヒット、4番 オスワルド・カブレラがレフトへのタイムリーツーベースヒット、9番 ジャメイ・ジョーンズのこの回2本目のヒットがタイムリーになるなど、7点の猛攻。試合は5対16でヤンキースの勝利となった。
この試合の勝ち投手はヤンキースのマイケル・トンキンで、ここまで2勝1敗1S。負け投手はブルージェイズの菊池雄星で、ここまで4勝8敗0Sとなっている。
なお、ブルージェイズの菊池雄星はこの試合で4安打7奪三振4失点、防御率は4.18。
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ここまでヤンキースは53勝31敗、ゲーム差なしで東地区2位。一方ブルージェイズは37勝44敗、14.5ゲーム差で東地区5位となっている。
注)日時の表記はすべて日本時間での記載