観測史上最高に暑かった昨年に匹敵するほどの猛暑が予報されている今年。ゴルファーにとって真夏の炎天下でのラウンドは過酷以外のなにものでもありませんが、それでもプレーしたいのがゴルファーの性。そこでおすすめなのが夕方から夜にかけてスタートするナイター設備のあるゴルフ場です。

非日常な光景に時間の効率化などナイターゴルフがリッチなオジサンにハマる理由

非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
(画像=『JPRIME』より 引用)
非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
(画像=『JPRIME』より 引用)

さて、上の2枚の写真は2017年に筆者がベトナム南中部・ビンディン省のリゾート地クイニョンにある「FLCクイニョンビーチ&ゴルフリゾート」を訪れた際の写真です。

名匠ジャック・ニクラス設計でシーサイドに立地するいわゆるリンクスコースはその名の通り五つ星のラグジュアリーホテルを含む複合リゾートなのですが、日中はもちろん夜もLEDの照明設備でプレーが楽しめるため、朝から晩まで終日ゴルフ漬けで、リゾートでの滞在時間を有効に利用できました。それと同時に照明に照らされたゴルフコースの美しさも大変印象に残っています。

このようにナイターゴルフには、日中のみのゴルフコースでは得られないメリットがあります。一つは先に挙げた幻想的なコースの風景です。夏場、夕方から20時前後にスタートするナイターゴルフでは、普段はお目にかかれない夕暮れから日没にかけてのいわゆるマジックアワーのゴルフコースでプレーができます。日没後もLED照明で浮かび上がるフェアウェイやグリーンの美しさは、ナイトプール同様、まさに非日常の光景です。

また、日没後のプレーとなるため、真夏の日差しと芝からの照り返しを受けることもないため熱中症の予防にも繋がり、日焼けとも無縁です。
基本的にスタート間隔に余裕があるため、先行組のショットを待たされるようなことも稀であり、日帰りでのプレーであれば、帰りの渋滞に巻き込まれるようなこともありません。

非日常の光景に、日焼け予防、隙間時間でのプレーなど、こうしてナイターゴルフのメリットを挙げてみると、なんだかリッチなオジサンにピッタリだと思いませんか? 夏の夕暮れにパートナーとのツーサムプレー、夜が長くなりそうな予感しかありません。

そんなナイターゴルフを日本国内で積極的に推進しているのがパシフィックゴルフマネージメント (PGM)グループです。関東エリアでナイター営業のあるゴルフ場といえば、の「ムーンレイクゴルフ」をはじめ、現在ナイター営業をしている6コースに加え、今年8月1日には、「PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄県国頭郡)」と「多治見北ゴルフ倶楽部(岐阜県多治見市)」でのナイター営業が開始されます。

非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
PGMゴルフリゾート沖縄(画像=『JPRIME』より 引用)

両コースとも明るいLEDの照明設備を完備し、ティーイングエリア、フェアウェイ、グリーンでは設計照度を高く設定することで、飛球やグリーンのアンジュレーションをより鮮明に見ることができるなど、まさに最先端のナイターゴルフが楽しめます。

さらに今後、フラットな林間コースで気持ちよくドライバーが振れる「ザ・インペリアルカントリークラブ(茨城県稲敷市)」、名匠・上田治設計による関西屈指のパブリックコース「武庫ノ台ゴルフコース(兵庫県神戸市)」、アメニティの充実など女性ゴルファーにもやさしい「東広島カントリークラブ(広島県東広島市)」、大小様々な池が12ホールに絡む戦略的な「福岡レイクサイドカントリークラブ(福岡県飯塚市)」の4コースでナイター営業の開始に向けた準備が進められており、以前は際物扱いだったナイターゴルフですが、いよいよ夏のプレースタイルとして定着していきそうな予感です。

非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
(画像=『JPRIME』より 引用)

PGMゴルフリゾート沖縄

非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
(画像=『JPRIME』より 引用)
非日常なナイターゴルフでプレー&幻想的な光景も楽しむ
(画像=『JPRIME』より 引用)

眼下にターコイズブル―に輝く東シナ海、はるか本部半島や伊江島を見渡せる壮大な景観が自慢の27ホール、10,726ヤード、パー108は、PGMのハイグレードコースの証である「GRAND PGM」に名を連ねるラグジュアリーなゴルフリゾートです。青木功プロの改造改修により、さらに戦略性が高まったチャンピオンコースは2017年~2019年に国内男子ツアーの「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」も開催された戦略性の高さでも知られます。ナイターは16~18時にスタート時間を設定予定でハーフプレーも可能。夕焼けに染まる東シナ海とナイター設備に照らし出された幻想的なフェアウェイは記憶に残るラウンドとなるハズです。また、2026年には「PGMホテルリゾート沖縄」もオープン予定となっています。

沖縄県国頭郡恩納村字冨着1043
TEL. 098-965-1100
https://www.pacificgolf.co.jp/okinawa/
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