マタイス・デ・リフト 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得に向けて前進したようだ。

 昨季も公式戦32試合に出場するなど在籍3年間で通算95試合に出場した元フランス代表DFラファエル・バランが契約満了に伴い今季限りで退団したユナイテッド。今夏にセンターバックの補強に乗り出しているなかで、エバートン(イングランド1部)のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトや、リール(フランス1部)のU-21フランス代表DFレニー・ヨロへの関心が取り沙汰されている。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、デ・リフトはユナイテッドに即時加入を望んでいことをバイエルンに伝えた模様。オランダ代表DFはユナイテッドと長期契約で口頭合意に至っているようだ。

 また、ユナイテッドはバイエルンとのクラブ間交渉は進んだ段階にあるものの、まだ合意には至ってはいないとのこと。代理人のラファエラ・ピメンタ氏は契約をまとめるための最終詳細の調整に取り組んでいるため、メディカルチェックの予約はまだ行われていないようだ。

 アヤックス下部組織出身のデ・リフトは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、ユベントスでのプレーを経て、2022年夏にバイエルンへ移籍。対人守備の強さや闘争心溢れるプレーを武器に今季は負傷離脱がありながらも、公式戦30試合に出場した。