東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは7月9日(火)、クルーズ事業を新たに展開すると発表しました。
テーマパークやホテル事業と同様にディズニー・エンタプライゼズ・インクとのライセンス契約を締結。約3,300億円を投じて、日本を拠点としたディズニークルーズの2028年度の就航を目指します。
開園から41周年を迎えた東京ディズニーランド
海外で展開するディズニークルーズを日本でも
ディズニークルーズは、船の上という非日常の空間で、ディズニーの世界観を生かした食事やサービス、エンターテイメントなどが楽しめるというもの。アメリカで1998年に就航し、現在5隻が運航中。今後はさらに3隻増える予定といいます。
一部の体験や飲食代を除き、料金はオールインクルーシブになっているそうです。
客室、キャラクターとの体験、プール、レクリエーション、ラグジュアリーなダイニングからカジュアルダイニングまでの幅広いラインアップから選べる飲食などを通じて、ディズニーコンテンツが楽しめるといいます。
これまでの事業で培ったノウハウを生かす
同社は日本におけるクルーズ市場に成長が見込めることに加え、これまでのテーマパーク事業やホテル事業で培ってきた運営ノウハウも活かせることから、ディズニークルーズの展開を決断したそうです。
2025年度から造船を開始し、同社ならではの「ファミリーエンターテイメントクルーズ」というレジャーの実現を目指します。
数年後には、海外へ足を運ばずとも、ディズニーの世界観に没入できる船旅が楽しめそうです。
<参照>
【株式会社オリエンタルランド】新たな事業の開始に関するお知らせ