老舗ディーラーも納得の低粘度オイル
トタルエナジーズといえばフランス車、特にプジョー/シトロエン系のオーナーには馴染み深いオイルブランドだろう。これまでWRC(世界ラリー選手権)をはじめとしたモータースポーツ活動を積極的にスポンサードし、現在はWEC(世界耐久選手権)でプジョーチームをサポートしている。そんなトタルエナジーズのオイルが、正規ディーラーで純正採用されていることをご存知だろうか?
2024年5月に上陸したトタルエナジーズの新しいオイル、「QUARTZ INEO XTRA FIRST(クォーツ・イネオ・エクストラ ファースト)0W-20」は、ステランティス製エンジン用に特別設計したオイルだ。ガソリン、ディーゼルともに対応した、新しいスタンダードオイルとして、工場出荷時の新車充填用としてだけではなく、正規ディーラーでの純正交換用オイルにも指定される。
「0W-20」というと、従来の「0W-30」よりさらにサラサラして粘度が少ないのだが、はたしてそのメリットとは? 神奈川県横浜市の正規ディーラー「シトロエン横浜緑店」でサービスマネージャーの三留大葵さんに話を伺った。
「向上したのは省燃費性能と粒子状物質の排出量削減です。これまでの0W-30と比べると、燃費は最大で42%、排出ガス内の粒子状物質削減は53%それぞれ改善しました」
それにしても、昨今のエンジンオイルは粘度を下げたものが多い。その理由にも三留さんは応えてくれた。
「オイルの考え方が変わってきています。これまでは循環させて汚れを吸着させる感覚でしたが、今は洗い流すようなイメージ。低粘度オイルは寒暖差にも強いですし、メリットは多いですね」
ディーラーで純正採用されるトタルエナジーズの新しいエンジンオイル「QUARTZ INEO XTRA FIRST 0W-20」。このような質の高いオイルが、ステランティス車全体のクオリティアップにも貢献しているのだろう。
トタルエナジーズhttps://totalenergies.jp/
文・Tipo編集部/提供元・CARSMEET WEB
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