アイオワ州党員集会の勝利を祝うのも束の間、トランプ前大統領は16日、再びマンハッタンの裁判所に姿を現した。

トランプ氏は、先週11日にもニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官との間で争われている詐欺関連の民事訴訟のためにニューヨークの裁判所に出廷していた。

今回は、女性コラムニスト、ジーン・キャロル氏(80)がトランプ氏(77)に名誉を毀損されたとして提起した訴訟で、AP通信によると16日は9人の陪審員が選ばれた。

キャロル氏は、2019年6月掲載のニューヨークマガジンの記事で、マンハッタンの高級デパート、バードルフグッドマンの更衣室で1996年にトランプ氏からレイプされたと告発したが、これに対してトランプ氏は、キャロル氏は「まったくの誤り」、本人と会ったこともなく、本を得るためのでっちあげと非難した。