かつて火星には、高度な文明が存在していたのではないかと言われている。人面岩やピラミッドなど、 人工的な建造物ではないかと思われるものが、これまで火星上では多く発見されている。どうしてこのような文明の痕跡が残されてしまったのか。 一説には、火星でかつて核戦争が起こったために文明が滅亡してしまい、 その遺物が残ったのではないかと言われているのだ。トカナでも何度かそうした説を載せてきたが、今一度、火星核戦争説について紹介しよう。
古代に火星で核戦争が起こっていたと考えられる証拠はいくつも唱 えられている。かつて火星に水が存在していたことは、地形などに残された痕跡でわかっているが、なぜ水の多くが消滅してしまったかについては、実はよくわかっていない。さらに、火星は酸素が存在しているということも知られているが、水を生成するための水素はほとんど存在しないという。それも、核兵器による核融合によって、大量の水素が使用されてしまったために水が失われたのではないかと言われているのだ。
また、 火星にはキセノン129やアルゴン40という元素の同位体が異常に多いと言われている。これらは自然に発生するものではなく、核実験を行なうことで発生するものとして知られているのだ。 このほか、火星の表面はウラン、トリウム、放射性カリウムといった放射性物質の層で覆われており、これらについても、核爆発により岩石の破片や堆積物が広がったことが原因であるとも言われている。
このように、 核爆発が起こらない限りあり得ない環境が火星では観測されているのである。
火星核戦争説においては、 このほかにも様々な関連する事柄が唱えられている。例えば、 聖書の「ヨハネの黙示禄」 に記述されているミカエルと龍の軍勢どうしの戦いが、 実際に火星で発生した戦争を記したものであるとも言われているのである。さらに、 近年では前世の火星の記憶を持つ少年と言われて有名になったロシアのボリスカ少年によって「かつて火星では壊滅的な戦争が発生していた」ことが語られている(ただし、 現在このボリスカ少年の消息は不明となっている)。
さらに興味深いのは、2014年にインドの火星探査機が、 巨大なキノコ雲を撮影したというものであろう。このキノコ雲は、核爆発によって発生したものであると言われているのだが、 これまで不発であった核爆弾が爆発したというよりは、今でも核爆弾を使用する“存在” が火星にはいるのではないかとも考えられるのである。実際、火星には地下に水が残っており、核戦争を生き残った人々が火星の地下で生活しているとも言われている。
かつて、 アメリカとソ連の間に生じた冷戦によって核戦争の危機が叫ばれたが、かろうじてその事態は免れることとなった。火星の核戦争は、 地球で起こり得た将来の一つのパラレル的な出来事であったのかもしれない。火星の核戦争が事実であったとするのであれば、 地球外に古代文明が存在していたという一つのロマンとしてだけではなく、現在までに発達した地球人の文明に対する教訓として捉える必要もあるだろう。
【文 黒蠍けいすけ】
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提供元・TOCANA
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