ニューヨーク市の地下鉄に、線路への侵入防止に向けた新たな安全設備が登場した。利用客やネットユーザーからは、効果を疑問視する声が寄せられている。
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パイロット版として新対策が施されたのは、ワシントンハイツにある191ストリート・ステーション。公開された写真には、フェンスのような障害物がプラットフォームの端に並んでいるのが確認できる。
You may notice something new at the 191 St station: This weekend, we installed platform railings at the station as part of a pilot program.
— MTA (@MTA) January 20, 2024
Your safety is our highest priority, and we’re committed to reducing track intrusions and increasing safety. Thanks for riding with us. pic.twitter.com/5mUT0BlfPk
発表によると、2022年に検討をスタートした線路への不法侵入防止対策の一環で、同駅のほかにコーニー・アイランドのウェスト8ストリート・ニューヨーク駅(F,Q線)とブルックリンハイツのクラーク・ストリート駅(2,3線)を含む計4駅に設置を予定している。
当時の発表資料では、自殺防止を含むメッセージキャンペーンや監視カメラ、スクリーンドア、不法侵入探知システムの導入といった様々な安全対策を、段階的に試験導入する計画が示されている。