先日X(旧Twitter)で他人のいいね欄が閲覧できない状態になった。これについて賛否両論の意見が交わされているが、みなさんはどう感じているだろうか。Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」が、Z世代のホンネ調査として「Xのいいね欄閉鎖」に関して調べたところ、37%が反対していることがわかった。
Z世代の約6割が他人のアカウントのいいね欄を見ていた そこから人となりがわかるとしていた人が6割
Xの「いいね欄」が「プライバシー保護の観点から」という理由で閉鎖された。他人がいいねしたポストを見ることができなくなるのと同時に、自分がいいねしたポストも他人から確認されないようになっている。これに関して様々な意見が飛び交っているようだが、Z世代はどのように感じているのだろうか。
サークルアップで2024年6月22日、大学1年生から4年生の200人に「Xのいいね欄閉鎖」に対して調査したところ、36.3%が「反対」、21.6%が「賛成」、残る42.2%が「どちらとも言えない」との結果だった。また、約6割のZ世代が閉鎖以前にいいね欄を見ていたと回答しており、その影響は大きそうだ。
では、いいね欄を見ていた人たちはどういった理由で閲覧していたのだろう。「いいね欄を見ることで、そのアカウントの『人となり』がわかると感じますか」と聞いたところ59%が「感じる」と答えている。ただ、4割の人は人となりを感じていないということであり、いいね欄を重要視していない割合も一定数いたということのようだ。
人となりを知るには、今後はポストやプロフィールが重要になりそう
また、「その人の人気を知るため」「共通の友人を探すため」「ROM専が動いているのかを確認するため」「共通の趣味がある人であれば、情報収集に役立つため」との意見があり、いいね欄に対して様々なアクションをとっていたことがわかる。
いいね欄が閲覧できなくなった今、Xでアカウントの「人となり」を知りたいときに何を参考にするか聞いたところ、最も多かったのが「ポスト」で、「プロフィール」、「アイコン」、「リポスト」と続いた。SNSを使い慣れているZ世代はいいね欄1つからいろいろな情報を集めているので、今回の変更で大きく影響を受けることはなさそうだが、X社のオーナーであるイーロン・マスク氏はこの件で投稿への「いいね」数が激増したと報告している。
これはZ世代に限った話ではないが、第三者の目を気にすることなくいいねを押したかったという人が多かったということだろうか。それとも、大っぴらにはいいねを押せなかったポストに心置きなく押せるようになったという人が多いのだろうか。
いいねを押すことは、単純に賛成・同感といったものや好意的なものだけではないかもしれないが、今回の変更によりコミュニケーションのとりかたに影響が出る人もいるかもしれない。
※サムネイル画像(Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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