たとえ大事な家族であっても、妊娠や出産にかかるお金まで用意してあげる必要はない。そう考えたネットユーザーが、苦しい気持ちを掲示板に書き込んだ。

■体外受精を望む兄夫婦

海外で暮らすAさんの兄リードさんとその妻ノラさんは、ずっと前から子供を望んでいる。しかしノラさんは10代のころに病気を患い卵巣を摘出したため、子供をもうけるためには卵子提供による体外受精を受けるしかない。

しかも夫婦そろって30代。できれば早いうちにチャレンジしたいが、十分な貯蓄がない。ノラさんには持病があるため、治療費もかかる。困っていることを知った家族と友達がお金を差し出したが、それでもまだ1万ドル(約142万円)ほど足りなかった。