■出土品から豪奢な生活がうかがい知れる
生前の姿も復元されておりそちらは中々の美女であるが、ミイラを見るとわかる通り死亡時はやや体重過多の様子。高血圧や動脈硬化、糖尿病そして重い心臓病を患っていたと推測されており、それらは贅沢な食生活やライフスタイルに起因していると専門家らは考えているようだ。ミイラの保存状態の良さから、死の直前に食したのがメロンであったことも判明しているらしい。
墓が発見されミイラが掘り出された時には100枚もの絹製の衣装、160人の召使いを表した木製人形、そして大量の化粧品類に囲まれて埋葬された状態であったということで生前の豪奢な生活がうかがい知れる。
しかしシン・ズェイの半生には謎が残っている。シン・ズェイはしばしば中国でミュージカルなどでも演じられる題材で『漢王朝の美女』 というタイトルをつけられたショーは彼女と彼女の夫Li Cangの甘いラブロマンスになっていることが多いという。ともあれ広い中国だけに、生きているようなミイラがまだ他にも眠っているかもしれない。 (文= Maria Rosa.S)
参考:「Daily Mail」、「Ancient Origins」ほか
※当記事は2016年の記事を再編集して掲載しています。
提供元・TOCANA
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