■兄弟間の不和で恨みか

Aは「ひとけのない場所で殺害した」「連れ出して1時間以内に犯行に及んだ」などと供述し、「きょうだい(被害者の父親)を恨んでいた」「仕返しが目的だった」といった趣旨の供述を繰り返している。

兄弟の関係は昔から悪く、人前であろうと容赦なく侮辱され、殴られることもあったようだ。そのたびに屈辱を味わったAは復讐を決意し、姪の殺害を思いついたのだという。

少女の父親ら家族はAの供述についてコメントは出しておらず、Aの主張が事実なのかなど不明な点も残っている。