アバルトが現行695シリーズの最後の特別仕様車「アバルト695 75°Anniversario」を発売。高性能スポーツモデルの「695 Competizione」をベースに、ブラックのボディカラーおよびゴールドのアクセントや、ゴールド塗装の17インチ14スポークアルミホイール、フロント大径フローティングブレーキディスク、ヘッドレスト一体型Sabelt製75°Anniversario専用スポーツシートなどを特別装備。車両価格は550万円の設定で、販売台数は350台限定
Stellantisジャパンは2024年7月3日、現行アバルト695シリーズ最後の特別仕様車「アバルト695 75°Anniversario(695セッタンタチンクエ アニヴェルサーリオ)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は550万円の設定で、販売台数は右ハンドル250台、左ハンドル100台の計350台の限定だ。
アバルトの創設75周年を意味する車名を冠した今回の特別仕様車は、695シリーズのスパルタンなハイエンドモデル「695 Competizione(695コンペティツィオーネ)」をベースに、ブラックのボディカラーおよびゴールドのアクセントや、グレードアップした足回り、専用のフロントスポーツシートなどを特別装備して、現行アバルト695シリーズのファイナルを飾るにふさわしいスペシャルモデルに仕立てたことが特徴である。
まず外装では、シックなブラックのNero Scorpioneのボディカラーに、ゴールドで彩ったABARTHサイドストライプやスコーピオンルーフデカール、75°Anniversarioエンブレム(サイド)を配して、鮮烈なコントラストを演出。また、足もとにはゴールド塗装の17インチ14スポークアルミホイール+205/40R17タイヤを組み込み、さらにフロント大径フローティングブレーキディスク(ドリルドベンチレーテッド)を装備してパフォーマンスを高めた。
インテリアについては、前席にブラックのヘッドレスト一体型Sabelt製75°Anniversario専用スポーツシートを装着したことがトピック。シート表皮にはレザー/ファブリックのコンビを張り、またインストルメントパネルにはアルカンターラを配している。
パワーユニットはベース車と共通で、ハイパフォーマンスエキゾーストシステム“Record Monza”を配備した1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジン(最高出力180ps/5500rpm、最大トルク250Nm/3000rpm)を搭載。トランスミッションには5速MTを組み合わせている。
なお、Stellantisジャパンはアバルト695 75°Anniversarioの発売を記念して、7月20日~21日にデビューフェアを開催。特設サイトより申し込みの上、全国のフィアット正規ディーラーへの来場で「アバルト オリジナル ポーチ」をプレゼントするという。
提供元・CAR and DRIVER
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