2022年3月に第1弾が発表され、一躍、世界中で大人気商品となったオメガとスウォッチによる“ムーンスウォッチ”コレクション。時計好きはもちろん、一般ユーザーにもすぐにその名前が浸透するほど圧倒的な知名度を誇っているのはご存じのとおりだ。
ちなみに、発売当初に色々と話題になったこともあって全モデルが“限定発売”と誤解している方がいるかもしれないが、限定モデルは“満月限定モデル”のみ。“ムーンスウォッチ”コレクションはレギュラーで発売されていることに言及しておきたい。
製造数が少ないため順次入荷予定、スウォッチストアでの対面販売(ひとりにつき1店舗1日1本)と、一般的な時計に比べて入手困難であることに変わりないが、以前よりも販売店舗が拡大され、通常購入も可能となっているようだ。
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【意外と知らない“ムーンスウォッチ”の基礎知識】
Q:どこで買えるの?
A:スウォッチストアで買えます
ムーンスウォッチは公式オンラインショップを含めてネット販売は行っておらず、全国に展開する厳選されたスウォッチストアで対面販売されている。ゲリラ販売を実施していた時期もあったが、現在は販売店舗も拡大しており、モデルによって品切れの場合はあるものの、通常購入が可能となっているようだ。“Swatch日本公式オンラインストア”で“MOONSWATCH”の項目をクリックすると取扱いのスウォッチストアを確認できる。
Q:どうやって買うの?
A:対面販売で購入できます
店舗での対面販売のため、店舗に訪問して在庫を確認して購入する。需要に対して入荷数が少なく、どのモデルが入荷するか店舗でも直前までわからないようなので、目当てのモデルが入荷しているかどうかは、訪問してみないとわからない。なお、“なるべく多くの方の手に渡るように”という理由で、ひとりにつき1店舗1日1本までの購入制限が設けられている。
Q:全部が限定モデルなの?
A:基本はレギュラーモデルです
順次販売のため流通量は少ないが、2023年に発売された“満月限定モデル”以外のコレクションはすべてレギュラーモデルとして販売中。“ミッション トゥ ムーン(11モデル)” “ミッション トゥ ムーンフェイズ(2モデル)”、 “ミッション オン アース(3モデル)”と全16モデルが展開されているが、人気モデルは品切れになる可能性が高いので、目当てのモデルがあるならば、根気よくスウォッチストアを訪問するようにしたい。
【徹底解説“ムーンスウォッチ”が人気の理由とは?】
では、数あるカジュアルウオッチのなかで、何がこれほどまでにユーザーを引き付けているのだろうか。
オメガとスウォッチのコラボという話題性、希少性の高さ、など理由はいくつか考えられるが、やはり最大の魅力は、アポロ11号の月面着陸(1969年)に携行された伝説的なオメガのスピードマスター“ムーンウォッチ”をオマージュしたデザインだろう。
リューズ側が張り出した非対称的なケース、タキメーターの目盛りがついたベゼル、クロノグラフのサブダイアルなど、文字盤と外装のディテールには、“ムーンウォッチ“の特徴を反映。しかも、ベゼルに“ドットオーバー90 ”の通称で知られる初代モデルの仕様を取り入れるなど、時計愛好家でも思わず欲しくなる意匠を再現している。
また、スウォッチ独自のバイオセラミックをケースに採用し、軽さと豊かな色表現によって豊富なラインナップを展開しているのも時計好きを魅了するポイントだ。22年に登場したファーストコレクション(11モデル)以降、23年に“満月限定モデル(オメガ独自のイエローゴールド合金を秒針に採用した11本の限定仕様)”と“ミッション トゥ ムーンフェイズ(2モデル)”、そして24年6月15日に最新作として“ミッション オン アース(3モデル)”が登場している。
スウォッチらしいカジュアルなテイストにより、名作クロノグラフ“スピードマスター”の魅力を手が届く価格で楽しめる“ムーンスウォッチ”。オメガとスウォッチのファンならずとも、時計好きならば手に入れておきたいモデルである。
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【問い合わせ先】
スウォッチ
TEL.0570-004-007
文◎Watch LIFE NEWS編集部