イタリアの名門「マックスマーラ」と資生堂がフレグランスのライセンス契約を締結
「マックスマーラ」2024年リゾートコレクション - ストックホルムにて(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

 資生堂は7月4日、海外の子会社を通じて、「マックスマーラ(Max Mara)」を手掛けるイタリアのマックスマーラ ファッショングループ(Max Mara Fashion Group)社とフレグランス商品におけるグローバル独占ライセンス契約を締結したと発表した。

 フレグランス市場は、グローバルで堅調に拡大しており、フレグランスを事業の中心に置く資生堂の欧州地域の成長ドライバーのひとつになっている。資生堂は今後、「マックスマーラ」のフレグランス商品を開発、生産し、グローバルで販売していく。

 マックスマーラ ファッショングループは、1951年にイタリアのレッジョ・エミリアでアキーレ・マラモッティ(Achille Maramotti)によって設立された名門企業だ。その中核ブランドである「マックスマーラ」は、上質な素材を採用し、エレガントでラグジュアリーなスタイルを提案している。特にウールカシミア製のコートは「マックスマーラ」を象徴するアイテムであり、永遠の定番として愛用者が多くいる。

 マックスマーラ ファッショングループのルイジ・マラモッティ(Luigi Maramotti)会長は、今回の契約に際して、「私は個人的に資生堂に関心を寄せ、長らくその商品戦略が素晴らしいと思ってきました。これまで何度となく資生堂経営陣との交流機会があり、彼らの意欲やプロフェッショナリズムにはいつも感銘を受けてきました。人財を中心とした考え方や創業理念への想い、誠実さと敬意をもって関係構築に臨む姿勢、両社は共通した企業文化を有しています」と、コメントしている。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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