ドライブレコーダーは、事故やあおり運転など万が一のトラブルを記録しドライバーを守るアイテムです。あおり運転をはじめとする「妨害運転」の罰則が強化され、ドライブレコーダーの重要性がさらに高まっています。ドライブレコーダーを選ぶ際、種類や機能が多くてどれを選んだら迷ってしまう・どんな選び方をしたらいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。ドライブレコーダーの選び方の基準とポイントを知るだけで、自分にピッタリのドライブレコーダーが見つかります。本記事では、ドライブレコーダーの選び方や見るべきポイントと、おすすめの特徴別ドライブレコーダーについて解説します。ぜひ自分の車や予算に合ったものを見つけてください。文・CarMe編集部/ 写真提供・70mai株式会社※この記事には広告が含まれます
ドライブレコーダーを選ぶ際の主な基準は、以下の5つです。
- 価格
- 画質
- 録画範囲
- 運転中の安全機能
- 駐車監視機能
ドライブレコーダーの選び方の基準1つ目は価格です。
ドライブレコーダーを選ぶ際、価格と性能のバランスを意識している方も多いのではないでしょうか。
ドライブレコーダーの相場価格は、5,000円台のものから50,000円以上のものまで、その種類はさまざまです。
多機能であるほど製品価格も高くなりがちなので、予算とのバランスに注意する必要があります。
レーダー探知機などの機能を併せ持つ製品も存在しますので、まずは自身の予算に応じて、必要な機能を絞るところから始めましょう。
ドライブレコーダーの選び方の基準2つ目は画質です。
画質はセンサーや映像エンジンの能力に左右されます。
万が一の事故の際に証拠となるドライブレコーダーは、「より多くの証拠映像を撮影すること」や「相手のナンバーが鮮明に読み取れるかどうか」が重要です。
そのため、できるだけ画質のよいドライブレコーダーを選びましょう。
また、画質だけではなく、夜間など暗い状況でもしっかりと撮影できるかが重要です。
少ない光でも鮮明に被写体を捉えられるSONY製CMOS「STARVIS」センサーや暗視機能が搭載されている機種がおすすめです。
ドライブレコーダーの選び方の基準3つ目は録画範囲です。
ドライブレコーダーのカメラのタイプは、主に以下の3種類があります。
- フロントカメラタイプ
- 360度カメラタイプ
- 前後2カメラタイプ
このうち、より広範囲を撮影できるのは、360度カメラタイプと前後2カメラタイプです。
360度カメラタイプは、360度の動画で確認でき、特に横からの割り込みや接触を撮影できる点が優れています。
前後2カメラタイプは、前と後ろの2カメラで撮影します。前後車両のナンバーの読み取りができるので、後ろからのあおり運転対策や追突事故の際に役立ちます。
ドライブレコーダーの選び方の基準4つ目は運転中の安全機能です。
ドライブレコーダーの中には、前方に障害物がある、もしくは車線を逸脱した時に、アラートでお知らせしてくれる安全機能付きの製品があります。
動体検知機能やアラート機能があると、中古車など安全機能が不十分な車でも、車を買い替えることなく安全機能を付け加えることができます。
もし、自分の車に安全機能がついていない場合は、安全機能付きのドライブレコーダーかどうかも基準に入れておきましょう。
ドライブレコーダーの選び方の基準5つ目は駐車監視機能です。
ドライブレコーダーが活躍するのは、運転中だけではありません。
駐車時に起こる車上荒らしや当て逃げの対策としても、十分に力を発揮します。
ただし、走行中以外も常にカメラを作動させ録画する場合、容量を多く消費してしまうため、効率よくデータを消去してくれる機能をもった製品を選ぶことをおすすめします。
続いて、前述した基準5つを踏まえたドライブレコーダーの選び方5つを以下の順に解説していきます。
- 自分が一番重視したい基準が何かを考える
- 最低限の画質は担保しておく
- 暗い場所でも鮮明に映像を記録できるか確認する
- 安全性能が高いかどうか確認する
- 水平画角が広いかどうか確認する
ドライブレコーダーを選ぶ際は、自分がどの基準を一番重視したいのかを考えながら選びましょう。
これはどんな買い物でもそうですが、全ての基準を満たした製品を選ぶのは至難の業です。
何をどれだけ重視するかによって選ぶ製品が変わってきますので、多くの基準の中で自分が重視するポイントを固めてから、ドライブレコーダーを選ぶようにすると、購入の判断もしやすくなります。
また、価格が安くでも画質や安全性能が優れている製品も存在するので、記事の後半で解説していきます。
価格が安いドライブレコーダーを選ぶことも得策ですが、最低限の画質は必要です。
たとえいくら価格が安くても、画質が悪すぎると、ナンバープレート等がはっきり撮影できないケースが出てきます。
画質の良さは、主に「解像度」と「画素数」で表されます。
解像度は、ナンバープレートがほぼ読める「1920×1080(フルHD)」以上、画素数は「200万画素」以上を目安に選びましょう。
画質だけでなく、夜間など暗い状況や照明が複雑な場所でも鮮明に撮影できるとなお良いです。
夜間機能があるドライブレコーダーには、専用のセンサーや独自技術が搭載されており、ナイトビジョン、スーパーナイト、STARVIS等、商品情報にもれなく記載されている可能性が高いです。
夜間の走行時やトンネル、対向車のハイビーム環境下や駐車時でも周囲を映し出して記録できますので、安心感も増えるでしょう。
自車の安全性能に不安がある場合は、選ぶドライブレコーダーに安全性能があるか確認しましょう。
障害物検知や車線逸脱アラートなどの機能を搭載しているドライブレコーダーなら、自車に設置するだけで簡単に安全機能を追加できます。
そのため、中古車や安全性能を持たない自家用車への設置は非常に効果的です。
ドライブレコーダーを購入するときに案外見落としがちなのが、水平画角です。
レンズ画角には主に「水平画角」「垂直画角」「対角画角」がありますが、ドライブレコーダーにとって最も重要な画角は水平画角です。
水平画角が広くないと、特に車体横部分に死角が生まれてしまい、横から衝突された時に、相手のナンバープレート等を映像に残せず、事故状況の説明が正確にできない可能性があります。
水平画角が広いと左右の範囲が広がりますので、歩行者や自転車などが幅広く映り、事故発生時の状況や運転操作確認にも役立ちます。
水平画角の推奨は100〜110°以上ですが、後方の状況を把握できるよう広めの画角(対角150°程度)があると便利です。
続いて、特徴別におすすめのドライブレコーダー3選を解説していきます。
- 【初心者ならコレ!低価格&高画質】Dash Cam A510
- 【画質を重視したい方】Dash Cam 4K A810
- 【駐車監視機能を重視したい方】Dash Cam Omni
Dash Cam A510は、1万円台の安価な価格にもかかわらず高スペックな前後2カメラ型ドライブレコーダーです。
Sony製センサー「Sony STARVIS 2 IMX675」により、HDR機能と暗視機能がさらに進化。前方カメラ500万画素、後方カメラ200万画素と高画質です。
ADAS・24時間駐車監視・APP対応など、防犯性能やスマートな機能が満載で快適で安心な運転をサポートしてくれます。
充実した日本語マニュアル・3年保障付きで、初心者でも問題なく扱えるドライブレコーダーです。
海外メーカーのドライブレコーダーに抵抗があった方でも、「Dash Cam A510」なら安全に運転できるでしょう。
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
Dash Cam 4K A810は、その名の通り4K800万画素で高画質な映像を録画できる前後2カメラ型ドライブレコーダーです。
鮮明な映像によって万が一の事故やトラブルが起きても証拠はバッチリ!ドラレコを選ぶなら安全性能だけでなく、画質にもこだわりたいという方に特におすすめです。
また、24時間駐車監視機能やADAS機能など、運転中も駐車中も安心の機能が搭載されています。
価格は2万円台と少し高くなりますが、それでも十分お値打ち価格といえる製品でしょう。
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
Dash Cam Omniは、360度フルビューのドライブレコーダーです。
全方位の撮影が可能で、車側面の状況も鮮明に撮影できます。
また、Dash Cam Omniは駐車監視機能が特に優れているため、旅行や車中泊での利用にも最適です。
具体的には、AIが常に状況を監視しているので、駐車中に不審な動きを感知すると、その対象物をカメラがぐるぐると回転し追従する機能を備えています。
後方の状況が少し見えにくいのが難点ですが、運転中、駐車中も安全に過ごしたい場合にはおすすめの製品です。
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
ドライブレコーダーの選び方について、基準やポイント、おすすめの特徴別ドライブレコーダーについて解説しました。
自分が何を重視するかによって、選ぶドライブレコーダーはある程度絞ることができます。
特に前後2カメラ型ドラレコは、前や側面だけでなく、後ろからの事故でも撮影対応できるため、より状況証拠を抑えられる可能性が高くなります。
ただし、前後対応以外にも、安全性能や駐車監視機能、ストレージ管理機能なども意識しながら、製品を選ぶのがおすすめです。
もし迷っている場合は、当記事で紹介した製品を参考にしてみてくださいね。
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A810購入ページ:https://amzn.to/4eP7mkw
他にも、最新発売の500万画素ドライブレコーダー「Dash Cam A510」、360°フルビュードライブレコーダー「Dash Cam Omni」など、使用シーンや予算に応じてお選びいただけます。
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