「お前はバカ」「みっともない顔して…」などと言う母親を一度は許した女性だったが、我が子の死を経て再び憎しみが募った。絶縁状を送りつけたものの、相手は家族ということもあって罪悪感も募り、苦しい思いをしている。

■悲惨だった子供時代

海外で暮らす女性(45)は、批判しかしない冷たい母親(75)のせいで悲しい子供時代を過ごした。「あんたは本当に頭が悪い」「不細工な顔だね」「あんたなんか、成功するわけがない」と言われ続けた女性は、18歳の頃に妊娠して家を飛び出した。

その後にシングルマザーになった女性は何度か恋に落ちたが、悪い男にばかり惹かれてしまう。再び身ごもったときには交際相手による凄まじいDVにさらされ、妊娠30週でお腹の赤ちゃんを亡くした。