「自宅で死ぬ予定。私の遺体は火葬してもらうつもり」と話した女性。安楽死を決意した理由と現在の心境について、『The Daily Star』『New York Post』など海外メディアが伝えている。

■精神疾患に苦しんだ日々

オランダで暮らす女性Aさん(28)が、安楽死することを決意した。年齢は若く、身体的には問題なく元気な状態。しかし長いあいだ鬱など精神疾患に苦しみ、死を選ぶことにしたのだ。

Aさんは自閉症で、境界性パーソナリティ障害も患っている。これまでも周囲の人たちには「もし状態が良くならなければ、生きていくのは無理」と、本心を伝えてあった。

それでも精神科医になる夢を持った時期があったというが、医師は「これ以上Aさんの症状改善のためにできることはない」と判断。それがきっかけとなり、Aさんは安楽死する決意を固めた。