1,000万ドルの資金調達に成功

そんなfarm-ngは今年1月、シリーズA投資ラウンドで1,000万ドルの資金調達に成功した。ラウンドを主導したのはAcre Venture Partnersで、この企業は食料分野に従事するスタートアップへの投資に特化していることでも知られている。

AgFunderNewsの記事によると、この時点でfarm-ngは100台以上のAmigaを農家に対して納入しているという。この100台は、もちろん全てが同じ作業のために投入されているわけではないはずだ。それぞれの作業に適した改造が施され、さまざまな条件の場所で稼働しているのだろう。

AIを駆使した自律走行ができる小型農業用ロボットとして、そしてあらゆる使用場面を想定できる汎用車両として、日本でもAmigaが普及する日が来るのだろうか。

(文・澤田 真一)