良型オス登場
日が暮れはじめた18時すぎ、ヘチの杭周りの水深60cmに仕掛けをゆっくりと投入。5分くらい待ってもアタリがないのでウキを少しずつ前後、左右と移動し誘いをかける。
すると、3分後にようやくウキがピク、ピクと横に動き出し、スッーと水中深く沈んでいった。本命と確信して聞きアワせると、ググッときてハリ掛かり。ゆっくりと竿を上げると、尻尾をパタパタさせながらハサミの長いオスが上がってきた。全長12cm、体長7cmで手賀沼では良型の部類だ。
その後、同じポイントでウキが見えなくなるまで釣り、同型のオスが1尾、体長6cm前後のメスを3尾釣って19時30分に納竿した。
良型のオス(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
最終釣果
釣果は体長5~7cmテナガエビ14尾で、日暮れのひとときを十分楽しむことができた。今シーズンもエビの湧きがよく梅雨が本格化する6月下旬から数・型ともよくなるだろう。今後が楽しみ。
釣果の一部(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)
テナガエビは曇天&マズメ時が狙いめ
夜行性のエビの習性上、曇天時や朝夕マヅメが狙いめ。初期は小型が主体となるので、仕掛けは繊細に。ハリはタナゴバリを勧める。
なお、釣れたエビは放射線の問題があり、食用にできないのでリリースを前提に楽しみたい。
▼JR常磐線我孫子駅下車、南口から徒歩約10分で手賀沼公園入り口。車は常磐道柏IC~R16~R6を取手方面へ。台田信号を右折し突き当たりの信号を左折。手賀沼ふれあいラインを東進し手賀沼公園駐車場(50台収容6時~21時30分)へ
<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>