株式会社大和書房は、『教育の超・人類史 サピエンス登場から未来のシナリオまで』を6月22日(土)に発売開始しました。
「知」をめぐる人類の記録をつづる1冊
著者は、元フランス大統領のフランソワ・ミッテラン氏の顧問や欧州復興開発銀行の初代総裁などの要職を歴任したほか、思想家・ジャーナリスト・劇作家などとしても幅広く活動し、「知の巨人」とも呼ばれているジャック・アタリ氏。
「知」とそれを取り巻く「教育」を歴史から見直し、AIとともに生きる未来を予言した1冊になっているそうです。
また本書は、メディアアーティスト兼起業家として活躍しつつ、筑波大学図書館情報メディア系准教授やデジタルネイチャー開発研究センター長も務める、落合陽一氏も推薦しているといいます。
歴史と未来の予測から「知」を探る
本書では、ホモ・サピエンスが知識を伝えるために言語を発明した歴史から、AIの登場によってこれから起こり得る未来を示す3つのシナリオまで、時代を跨いで幅広く「知」というものを探っていくそうです。
第1章の「教育のはじまり」と第2章「一神教による教育の支配などの古代から続いた教育」、第3章「印刷技術の発達と宗教改革で広がる知識」で古代から近代までの教育を解説。
第4章から第6章にかけては、近代から現代までの教育に通ずる概念である「権力者と理想の教育」「教育の発達と経済」「すべての人が教育を受ける時代」といった内容が記されています。
第7章で、私たちがAIの登場により直面する「これからの教育」で、教育の歴史を踏まえた今後の3つのシナリオが考察されているそうです。
書籍概要
書名:『教育の超・人類史 サピエンス登場から未来のシナリオまで』
著者:ジャック アタリ
訳者:林昌宏
発売日:6月22日(土)
判型:四六判
頁数:496ページ
定価:3,300円(税込)
発行元:株式会社大和書房
<参照>
圧倒的なスケールで人類史を一気通貫!『教育の超・人類史 サピエンス登場から未来のシナリオまで』発売(6/22)。