動物好きであるがゆえに、荒々しい飼い犬を見放すことができずにいた母親。しかし犬が息子に襲いかかったため、その母親が盾になり重傷を負って亡くなってしまったことを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
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■息子を救おうとし…
8日、アメリカ・ウィスコンシン州で暮らしていたヘザー・ピンゲルさん(35)が自宅にいたところ、息子(4)の悲鳴に驚きバスルームに急いだ。すると飼い犬であるピットブルが息子に襲いかかっていたことから、ヘザーさんは息子をかばおうと試みた。
すると犬は息子を離し、ヘザーさんを襲撃。ほどなくして帰宅したヘザーさんの恋人が、バスルームで暴れまわる犬を発見し、必死に庭に引きずり出して射殺した。
■大けがの息子と死亡の母親
恋人にようやく救われたもののヘザーさんはボロボロの状態で、「両腕もちぎれてしまった」「このままきっと死んでしまう…」と話すのが精一杯の状態だった。
息子も脚を噛まれて大出血し、搬送先の病院で70針縫ったが命に別状はなかった。一方ヘザーさんの状態は極めて悪く、1週間後に息を引き取ったと伝えられた。