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誰でも、他人の力を上手く活用しながら、お金のなる木を育て果実を継続的に手に入れることが可能です。

著者がいかにして複数の収入源を持ち、お金のなる木の所有者になれたのか、わかりやすく紹介しましょう。

「成功する複業 ー 複数の仕事でお金を生み出す方法」(後藤勇人 著)アルソス

会社経営に従業員は必要ない

会社経営に社員の数は必要ではないと後藤さんは言います。

「ビジネスを大きくするには、社員をたくさん雇って展開しないといけないと思っている人が多いはずです。でもその考えは正しくありません。自社に社員をたくさん抱えなくても、ビジネスを大きくする方法はいくらでもあります。オリジナルのマネジメント理論を開発し、それが人気となり書籍を出版することができました。『ピンチはチャンス』とは、よく言ったものです」(後藤さん)

「現在の当社のスタッフ人数は5名です。正確に言うと、社員は2人で、あとは契約コンサルタントと他社の社長です。所有しているビジネスは、細かく分けると10業種となります。単純計算では1人につき2つのビジネスを現在所有しているのです。なぜこのようなことが可能なのかというと、他社の社長や社員に自社の社員のように働いてもらっているからです」(同)