帝国データバンクの発表によると、2024年上半期の人手不足が原因の倒産件数は前年同期比で65%増の182件で、過去最多のペースで推移しています。とくに4月の時間外労働規制後に、物流や建設業界で倒産が増加しています。倒産の79%は従業員10人未満の小規模事業者ということです。
1〜6月の人手不足倒産、前年比7割増 過去最多ペースIQggKKxxm
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 4, 2024
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「人手不足倒産」と言うのは正確ではないのではないかという指摘も。
雇えるだけの給料を払うと自分の給料を減らさなきゃならないから、だったら畳みます、って話なので。給料不足倒産。 C6YCOoTQU
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) July 4, 2024
経営者にとっては悲劇ですが、この動きが労働者の労働環境の改善に繋がることになるという指摘も。
人手不足倒産に「景気が上向いてるのに」とつぶやいてる人がいるが……。これが本来の景気回復だよ。バブル以前の景気サイクルでは、不況を理由に従業員を締め付けてきた企業ほど景気回復とともに一気に従業員に逃げられて倒産するのが当たり前。それが労働環境のブラック化を防いでたんだよね。
— 清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 (@Fumika_Shimizu) July 4, 2024
社員の給料を上げることはどうしてもできないのでしょうか。
人手不足倒産、「たとえ会社が無くなっても、社員の給料は一円も上げたくない」という強い意志を感じる
— ひきこうもり (@Hikikomori_) July 4, 2024