眼球全体が真っ黒な人々に出会ったことがあるだろうか。“黒い目の子どもたち”の都市伝説があるアメリカでは、さらなるレアケースとして“黒い目の成人”も目撃されている――。

【都市伝説】「黒い目の大人(BEA)」の目撃報告!眼球全体が真っ黒… 「黒い目の子供(BEK)」の成体か、実話集が怖すぎる
(画像=Created with DALL·E、『TOCANA』より 引用)

■きわめてレアなBEA目撃報告

 アメリカの都市伝説である「黒い目の子ども」、いわゆるBEK(Black Eyed Kids)だが、彼らが成長した暁にはどんな存在になるのだろうか。成人になったBEK、つまりBEA(Black Eyed Adults)との数少ない遭遇体験が報告されている。

 オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の先日の記事では、きわめてレアなケースであるBEAの目撃報告が紹介されているのでチェックしてみたい。

 まずは2016年4月、ラスベガスのリゾート地にある期間貸し別荘(タイムシェア)でBEAとBEKが同時に目撃されているのだ。

 その別荘で働いていた女性、ダンさんはこの日、休暇を過ごしにやって来た女性1人と2人の子どもの姿を認めた。2人の子どもは少女と少年で、女の子は6、7歳、男の子のほうは4、5歳くらいであった。

 女性はこげ茶色のズボンを履いていて、長い茶色の髪をしていた。ある用件があって女性がダンさんに話かけてきた。

 ダンさんは至近距離からこの女性の目を見て驚いた。彼女の目にはまったく白いところのない黒い目であったのだ。そして彼女に寄り添っていた2人の子どもがいずれも同じく黒い目のBEKであった。内心ショックを受けだダンさんだったが、取り乱すことはなかった。それは目が黒いという以外、彼女たちの佇まいに奇妙な点はまったくなかったからだ。

 ダンさんのようにBEAとBEKに対峙した時、我々はどんなリアクションをとればよいのか。

 ダンさんはこの時、さまざまな考えが脳裏をよぎったという。BEAの彼女は当然、自分の黒い目が人に強烈な印象を与えることを熟知しているはずである。それを避けるために人目にさらされる場所ではずっとサングラスをかけて過ごすことも当然あるだろう。

 ではなぜこの時にサングラスをかけていなかったのか。実はダンさんに見られることを望んでいるのではないだろうか。それは彼女たちのほうがダンさんの反応を見たがっているように思えたのだ。そして子どもたちはダンさんを見上げたまま一言も口を利くことはなかった。

 何も話さない彼女たちに、ダンさんはここにどのくらい滞在するのかと尋ねると、彼女は1晩泊まるだけであると答え、実際に翌日になってすぐに帰ったということだ。BEAが対面した時の相手のリアクションに注目しているのだとすればそれはそれで興味深いともいえる。

【都市伝説】「黒い目の大人(BEA)」の目撃報告!眼球全体が真っ黒… 「黒い目の子供(BEK)」の成体か、実話集が怖すぎる
(画像=Created with DALL·E,『TOCANA』より 引用)