■父親に自宅軟禁の有罪判決

最近になって開かれた控訴審で、裁判長は第一審の判決を支持し、自宅軟禁の判決を言い渡した。その理由を、父親は反省して再犯の可能性が低いこと、また娘が未成年者でなく、性的同意があった点を挙げた。

加えて父親も娘も知的障害があり、社会的弱者でもある黒人であるからとして、過去の判例を適用するのは難しいと説明した。

判決を受けて、検察は上訴するか検討中だ。なお2人の間に生まれた赤ちゃんも知的障害があり、現在は里親の元で暮らしているという。