かつてロシアの天才少年は自分は地球の滅亡を阻止するために火星から地球に転生したのだと主張し、世界は衝撃を受けた――。彼は今、どこで何をしているのか。

■前世で火星人だった少年は何処へ?

 2008年、当時11歳のロシア・ボルゴグラード出身のボリス・キプリアノヴィッチは前世で火星人であったと主張して世を騒がせた。

 ボリスによると彼は核戦争で地表には住めなくなった火星の地下に住んでおり、宇宙船に乗って惑星間を行き来していたという。

 今の自分が地球で生まれたのは、人類が火星と同じく核戦争で滅びることを阻止する使命を果たすためであるという。その使命を帯びた「インディゴチルドレン」の1人であるというのだ。

 ボリスによると、火星人は非常に背が高く、技術的に進歩しており、惑星間旅行が可能だという。また火星人は35歳を過ぎると老化が止まり、その後永遠に生き続けるとも語っている。

 彼は前世でレムリア(数千年前にインド洋の下に存在したと理論づけられている神話上の大陸)を含め、長年にわたって何度も地球を訪れており、宇宙船を設計したとさえ主張している。

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(画像=ボリス・キプリアノヴィッチ 「Daily Star」の記事より,『TOCANA』より 引用)

 ボリスはまた、前世でエジプトのスフィンクスを訪れた経験から、すべての人間の生命の秘密はスフィンクスの中から「解き明かされる」と説明している。

「スフィンクスが開かれると、人間の生命は変わるだろう。耳の後ろのどこかに開く仕組みがある。正確には覚えていないですが」と彼は語る。

 驚愕のストーリーを語るボリスなのだが、母親は出産の時から息子が特別な存在であることに気づいていたという。出産時はほとんど痛みがなかったといい、産まれた赤ちゃんを見せられた時、ボリスは“大人の目”で母親を見据えたという。

「私は医者なので、赤ちゃんの目は物に焦点を合わせることができないことは知っていました。しかし、私の小さな子供は大きな茶色の目で私を見ていました」(母親)

 母親はまた、息子が1歳のときに新聞の見出しを読むことができたと主張し、並外れた知力に恵まれていると確信したのだった。

 学校に行くようになると、教師たちも彼の驚くべき文章力と言語能力、そして驚異的な記憶力に驚嘆したといわれている。

 懸念されるのは現在28歳と考えられているボリスの身元が判然としないことだ。

 多くの人が彼の行方を知りたがり、故郷の火星に戻ったという説からプーチン大統領に監禁されたという説まで、SNSでは一連の“陰謀論”が生まれている。

 あるジャーナリストは、彼は小さな辺鄙な村で国家の保護下で暮らしていると推察している。

 戦時下の今、はたして彼はどこで何をしているのか実に気になる話題である。現在の戦争に端を発する核戦争が起きるのを食い止めているのだろうか。彼がプーチンを説得しているなら願ってもないことではあるが……。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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