船中で5.3kgマハタ浮上
打ちひしがれていると他の釣り座が騒がしい。何やら良いアタリがあったようだ。竿を置いて様子を見に行くと竿が海面に突き刺さっていた。固唾を飲んで見守る。硬直した展開もあったが徐々に巻き上げて行き、ついにリーダーまで巻き込むことに成功した。
徐々に魚の姿が見えてくる。海面に見えたその姿に「マハタだ!」と誰かが歓声を上げた。無事にタモに入れゲームセット。帰港後の測定で約5.3kg、「最近の御前崎では珍しい良いサイズだ」と船長が太鼓判を押す良型のマハタであった。
楽しみながらお土産確保
後に続こうとジギングを再開する。海況に合わせたタックルやジグの調整を考えながらシャクっていると、サバやウッカリカサゴ、ハチビキなどが釣れて楽しませてくれる。他にもヒメダイや良型マダイなどが船中に上がって賑やかにしてくれた。
途中キメジが跳ねたので浅い所をシャクってみたりしたがそれは不発。そうしているうちに沖上がりの13時を迎え、本日の釣行終了となった。
本日の釣果と反省
筆者の結果はウッカリカサゴ、サバ、ハチビキが2匹ずつと少しだけ地味な釣果となってしまった。朝一のサメロストが本当に悔やまれる。しかし、釣れた魚はどれも十分なサイズで、特にハチビキは初めて食べるので今から楽しみである。
今回はほとんど1種類のジグだけでやってみたが、ちゃんと釣果に結びついて自信が持てた。これは皆様のアドバイスがあったからこそで、いつもはむやみにとジグを変えて迷宮入りしていたので大きな進歩である。
反省点
反省点としてはワンピッチジャークが単調になりがちだった点。これは練習を重ねてシャクリ方のレパートリーを増やしていきたい。
今後の展望
24年度のマリンロボは始まったばかりで年内いっぱい楽しめる。これから夏になればキハダやカツオの回遊も見られドンドン熱くなっていくので、是非挑戦してみて欲しい。
<黒犬ちこり/TSURINEWSライター>