日産がe-POWERプレミアムコンパクトカーのノート オーラをマイナーチェンジ。新時代のデジタルVモーショングリルやウイング形状の前後バンパーの採用、新ボディカラーおよび新インテリアカラーの追加、機能装備のバージョンアップなどを実施。90周年記念車も仕様変更を加えながら継続して設定

日産自動車は2024年6月13日、e-POWERプレミアムコンパクトカーのノート オーラをマイナーチェンジし、同日より発売した。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲日産ノート・オーラG 価格:277万9700円 全長4045×全幅1735×全高1525mm ホイールベース2580mm 車重1270kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費27.2km/リットル 写真のボディカラーは新色のフォレストグリーン/スーパーブラック、『CAR and DRIVER』より引用)

G:277万9700円

Gレザーエディション:286万9900円

G 90周年記念車:288万9700円

G FOUR:306万1300円

G FOURレザーエディション:315万1500円

G FOUR 90周年記念車:317万1300円

なお、マイナーチェンジ版のノート オーラNISMOは本年7月の発表を予定している。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲日産ノート・オーラG FOURレザーエディション 価格:315万1500円 全長4045×全幅1735×全高1525mm ホイールベース2580mm 車重1380kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費22.7km/リットル 写真のボディカラーはミッドナイトブラック/サンライズカッパー、『CAR and DRIVER』より引用)

今回の変更は、エクステリアデザインの刷新や新ボディカラーおよび新インテリアカラーの追加、機能装備のバージョンアップなどを図って、プレミアムコンパクトカーとしての魅力度をいっそう向上させたことが特徴である。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲日産ノート・オーラG 90周年記念車 価格:288万9700円 全長4045×全幅1735×全高1525mm ホイールベース2580mm 車重1270kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費27.2km/リットル 写真のボディカラーはピュアホワイトパール、『CAR and DRIVER』より引用)

まずエクステリアは、フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用したことがトピック。日本の伝統工芸を感じさせるデザインのグリルをヘッドランプ下までワイドに広げてクルマの存在感を引き立てるとともに、ヘッドランプ下にボディカラーと同色またはダークメタルグレーのアクセントを施して先進感を演出した。また、ウイング形状の前後バンパーを配備し、e-POWERの俊敏な走りを表現する。さらに、足もとには見る角度によって光と影が織りなす移ろいが美しく変化するモダンで先進感のあるデザインを採用したうえで、ボディサイドの風の流れをスムースにして高い空力性能を確保するとともに軽量化を果たした新造形の17インチアルミホイール(タイヤサイズは205/50R17 89V)を装着した。ボディカラーについては、プレミアム感とドイツの深い森を疾走するイメージでアレンジした新色のフォレストグリーンにスーパーブラックを掛け合わせた2トーンをはじめ、5種類の2トーンカラーと8種類のモノトーンカラーをラインアップしている。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。ヘッドランプ下にはボディカラーと同色(写真・上)またはダークメタルグレー(同・下)のアクセントを施す、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲ウイング形状の前後バンパーを配備し、e-POWERの俊敏な走りを表現、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲足もとには見る角度によって光と影が織りなす移ろいが美しく変化するモダンで先進感のあるデザインを採用した新造形の17インチアルミホイールを装着、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲新色のフォレストグリーンはプレミアム感とドイツの深い森を疾走するイメージで調色、『CAR and DRIVER』より引用)

インテリアに関しては、グレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフとした新しい内装色のワイマラナーを追加したことが訴求点。モデル名のオーラ(AURA)のアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用し、高級感ある風合いを演出する。また、ブラックの内装色においても、新たな色味の木目調フィニッシャーを配備。合わせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスを落ち着きのある色味に変更して、シックなキャビン空間を創出した。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲グレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフとした新しい内装色のワイマラナーを追加、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲シートはモデル名のオーラのアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲ブラックの内装色においても新たな色味の木目調フィニッシャーを配備。合わせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスを落ち着きのある色味に変更する、『CAR and DRIVER』より引用)

機能装備の面では、運転席のパワーシートを全車に標準装備化。リフターやリクライニングの調整幅を広げ、より多くのユーザーのドライビングポジションに対応可能とする。また、グローブボックスの容量を増やし、収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなどかさばりやすいものがすっきりと収納できるように変更。さらに、後席のUSB電源ソケットにType-Cを配備し、合わせて夜間でも差し込み位置が分かるようにリングライトを追加した。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲運転席のパワーシートを全車に標準装備化。リフターやリクライニングの調整幅を広げ、より多くのユーザーのドライビングポジションに対応可能とする、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲後席のUSB電源ソケットにType-Cを配備、『CAR and DRIVER』より引用)

ノート オーラ90周年記念車はベース車と同様の変更を施したうえで、外装にはカッパーグリルフィニッシャーやカッパーストライプ入りサイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備。内装には専用アレンジのテーラーフィット表皮シート(カッパーステッチ、90th Anniversaryタグ)を装着している。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲ノート オーラ90周年記念車はベース車と同様の変更を施したうえで、外装にはカッパーグリルフィニッシャーやカッパーストライプ入りサイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備する、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲内装には専用アレンジのテーラーフィット表皮シート(カッパーステッチ、90th Anniversaryタグ)を装着、『CAR and DRIVER』より引用)

パワートレインは基本的に従来と共通で、力強い加速やなめらかさ、静粛性などを向上させた第2世代の「e-POWER」を採用する。2WD(FF)はHR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(最高出力82ps/6000rpm、最大トルク10.5kg・m/4800rpm)+EM47型フロントモーター(最高出力100kW/3183~8500rpm、最大トルク300Nm/0~3183rpm)+リチウムイオンバッテリーで、4WDのFOURは前述のユニットにMM48型リアモーター(最高出力50kW/4775~1万24rpm、最大トルク100Nm/0~4775rpm)を加えてシステムを構成している。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲パワートレインは基本的に従来を踏襲し、力強い加速やなめらかさ、静粛性などを向上させた第2世代の「e-POWER」を採用する、『CAR and DRIVER』より引用)

ノート オーラのマイナーチェンジに合わせて、日産モータースポーツ&カスタマイズはノート オーラAUTECH(2WD305万300円/4WD333万1900円)を新設定し、同時にノート オーラ助手席回転シート(2WD288万9700円/4WD317万1300円)の仕様変更を実施する。発売はノート オーラAUTECHが本年7月、ノート オーラ助手席回転シートが同日から実施する。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲日産ノート オーラAUTECH(2WD) 価格:305万300円 全長4085×全幅1735×全高1525mm ホイールベース2580mm 車重1270kg 乗車定員5名 AUTECHブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海から着想を得たデザインとして、海を進むボートの後方に生じる波のパターン“航跡波”をモチーフとした模様を取り入れた専用シグネチャーLEDを配備、『CAR and DRIVER』より引用)

ノート オーラAUTECHは、エクステリアにAUTECHブランド車共通の表現であるドットパターンのフロントグリルや、低重心とワイドスタンスを印象づけるとともにスポーティさを演出するメタル調フィニッシュの専用パーツ、細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムをダーク金属調塗装で仕上げた専用アルミホイール(タイヤサイズは205/50R17 89V)などを装備。また、AUTECHブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海から着想を得たデザインとして、海を進むボートの後方に生じる波のパターン“航跡波”をモチーフとした模様を取り入れた専用シグネチャーLEDも採用して、AUTECHブランドらしい個性やプレミアム感を際立たせた。ボディカラーについては、オーロラフレアブルーパールにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンの専用カラーを含めて、全8色のカラーバリエーションを設定している。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲ボディカラーはオーロラフレアブルーパールにスーパーブラックのルーフを組み合わせた2トーンの専用カラーを含めて全8色を設定、『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムをダーク金属調塗装で仕上げた専用アルミホイールを装着、『CAR and DRIVER』より引用)

インテリアに関しては、全体をブラック基調でコーディネートしたうえで、上質な本革で仕立てたシートをはじめ、ステアリングホイールやインストルメントパネル、アームレストなどにブルーステッチを施したことが特徴。さらに、鮮やかな木目が特徴的な高級材の紫檀(シタン)の柄に、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーを施した専用フィニッシャーを、インパネの一部やコンソールに配備した。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲全体をブラック基調でコーディネートしたうえで、上質な本革で仕立てたシートをはじめ、ステアリングホイールやインストルメントパネル、アームレストなどにブルーステッチを施す、『CAR and DRIVER』より引用)

一方、簡単な手動操作で助手席を車外に向けて回転できるノート オーラ助手席回転シートは、ベース車と同様にエクステリアデザインの刷新や新ボディカラーの設定、機能装備のバージョンアップなどを実施。助手席回転シートには、ベース車と同じ仕様のシートを採用している。

日産ノート オーラが仕様変更。フロントマスクの刷新や新内外装カラーの設定などで存在感と上質さをアップ
(画像=▲日産ノート オーラノート オーラ助手席回転シート(2WD) 価格:288万9700円 助手席回転シートにはベース車と同じ仕様のシートを採用。新ボディ色のフォレストグリーン/スーパーブラックも選択可、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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