大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)と株式会社ギフティが提供する「関西おでかけ納税」が、6月25日(火)から京都府宇治市でも利用できるようになりました。

これまで兵庫県宝塚市・兵庫県三木市・京都府京都市で採用されてきた制度で、今回が4例目となります。

関西おでかけ納税とは?

専用サイトからふるさと納税を行うと、税金の控除を受けることができ、その場ですぐにおでかけ商品券が返礼品として発行される新しいかたちのふるさと納税です。

このおでかけ商品券は、寄付額の30%分が利用できる電子チケットで、有効期限は寄付日から180日間。発行された商品券は、地域の飲食店など各市町村の加盟店で利用できます。ただし、有効期限を過ぎると無効になるそうです。

地域経済活性化をめざすサービス

新型コロナウイルスなどによる地域経済の停滞を受け、大阪ガスは2022年12月から、ユーザーが飲食店で無料クーポンなどを使えるデジタルチケットサービス「いっとくパス」の提供を開始しました。

そのデジタルインフラを活用し、“現地消費型”のふるさと納税として、自治体向けに関西おでかけ納税の提供をはじめたそうです。

飲食や宿泊、アクティビティーなどの「コト消費」に使用されることで、地域の活性化につながることが期待できるといいます。

新提携の宇治市は?

「宇治茶」の生産地である宇治市は、源氏物語の舞台としても知られ、数多くの歴史的文化遺産があります。

大阪ガスによると、宇治茶と宇治の歴史・文化を学ぶことができる「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」や抹茶の風味と旬の食材を生かした抹茶料理が楽しめるという「京料理辰巳屋」など7月4日(木)時点で13の施設が「関西おでかけ納税」の加盟店となっているそうです。

今後も、同市の魅力を伝えていくため、飲食店・体験施設を中心に加盟店化を進めていくそうです。

<参照>

宇治市との「関西おでかけ納税」における提携について|Daigasグループ

関西おでかけ納税|大阪ガス株式会社と株式会社ギフティ