愛知県は「あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)」において、2030年度のCO2排出量を2013年度と比較して46%削減することを目標と定める中で、業務部門では69.2%削減、家庭部門では77.6%削減という高い目標値を設定しています。この達成には、再生可能エネルギーの導入拡大のみならず、燃料電池の導入促進や熱分野の燃料の脱炭素化などが必要と考え、街中での水素利用の具体化を目指しています。
オートリブはグローバル全体で、2030年までに自社のオペレーションにてカーボンニュートラルを達成し、さらに2040年までにサプライチェーン全体を通して温室効果ガス排出ネットゼロを実現するというコミットメントを掲げています。
日本では既に国内にある全ての工場は再生可能エネルギー由来の電力のみを使用して操業しており、この分野の100%脱炭素を達成しています。
愛知県知多市にある中部事業所では、再生可能エネルギー由来の電力の活用に加え、太陽光パネルの設置や緑地率20%以上の豊かなグリーンエリアの配置とその中のビオトープの設置など環境に配慮した様々な取り組みを行っております。最寄り駅の名鉄常滑線 朝倉駅と事業所を結ぶ従業員向けの送迎シャトルバスを運行しており、当社は燃料電池バスへの切り替えを検討するための情報提供を通じてこの事業に協力します。
(上記写真1枚目は、現在運用している送迎シャトルバス、2枚目は、中部事業所外観)
これからも、当社のビジョン「Saving More Lives(より多くの命を守る)」のもと、事業を通じてカーボンニュートラルや社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきます。
*1.Feasibility Studyの略で、プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討すること。
*2.開始には環境省の実証事業に申請し、採択されることが必要です。
【参考】愛知県プレスリリース https://www.pref.aichi.jp/press-release/teitansosuisomoderutaun-saitaku.html
オートリブ グローバルについて
Autoliv, Inc.は、自動車安全システムをグローバル規模で提供するリーディングカンパニーです。当社は子会社を通して、世界中の主要自動車メーカー向けて、エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイール(ハンドル)などの安全保護システムを開発、製造および販売しているほか、歩行者保護、二輪車のライダー向けのコネクティッドセイフティサービスや安全ソリューションも開発しています。オートリブでは、継続して先進的なソリューションを提供するために、モビリティセイフティのスタンダードに挑戦し、再定義しています。
25カ国に広がる約70,000人もの従業員は、「Saving More Lives(より多くの命を守る)」という当社のビジョンに真摯に取り組んでおり、どんな業務においても品質を最も重視しています。14カ所にテクニカルセンターを配置し、20の衝突試験装置を保有しています。2023年度の売上高は、105億米ドルです。株式をニューヨーク証券取引所(NYSE: ALV)に、スウェーデン預託証券をナスダック・ストックホルム(ALIV sdb)に上場しています。
オートリブ株式会社(オートリブ 日本法人)について
オートリブは1987年に日本でオフィスを立ち上げ、35年以上もの間、主に日本の完成車メーカー向けに自動車を含めたモビリティの安全ソリューション(エアバッグ、シートベルト、ステアリングホイールなど)の開発、製造、販売を行っています。日本のお客様の営業窓口としてグローバルでも重要な拠点であり、テクニカルセンター、生産工場(筑波事業所・中部事業所・広島事業所)、営業拠点を日本国内に持ち、2,000人以上の従業員が働いています。2023年度の売上高は、1,221億2,900万円です。
さらに詳しい情報は、以下を参照してください。
https://www.autoliv.com オートリブグローバルサイト(英語)
https://www.autoliv.jp オートリブ株式会社(日本)オフィシャルコーポレートサイト(日本語)
https://www.instagram.com/autolivjapan オートリブ株式会社(日本)公式インスタグラム(日本語)