6月20日(木)に東京都都知事選が公示されました。政治参加への重要性はわかっているけれど、なかなか腰が重い人も多いのではないでしょうか?

一般社団法人UMF(以下、UMF)は、7月7日(日)に投開票の東京都知事選挙に投票を行った人へ向けた「#vote_forプロジェクト」を実施します。

投票率のさらなる向上と都民の熱狂を生み出すことが目的だというこのプロジェクト。その概要と運営を行う一般社団法人UMFについて紹介します。

一般社団法人UMFって?

UMFは、社会課題解決に向けて、エンターテインメント的手法を用いたイベント制作などを通したアプローチを行う非営利団体だといいます。

「#政(まつりごと)を祭(まつり)に」をコンセプトに掲げ、選挙の投票を行うと、さまざまな優待を受けられるキャンペーンを展開しているそうです。

この団体の代表を務める高村治輝氏は、大学時代からDJ活動を始め、全国7都市を拠点に地域の特性を生かした音楽フェスを開催する学生団体を立ち上げました。

その後、同名の株式会社も立ち上げた高村氏は、エンターテインメントと社会課題を組み合わせた、若者向けの啓発活動に取り組む一般社団法人UMFを設立。「日本が民主主義国家である上で投票はとても尊い権利であり、選挙の投票を行うことを推進すべきであるという考えのもとで運営を行っている」といいます。

「#vote_forプロジェクト」とは?

「#vote_forプロジェクト」では、さまざまなモノやサービスが無料や割引になるクーポンが配布されるほか、音楽ライブ映像を楽しめるイベントを開催してきたそうです。

たとえば、カラオケボックス「JOYSOUND」を運営する株式会社エクシングとの協働の取り組みを実施。投票を行うと投票日から2カ月間、何度でもカラオケルーム代金が30%引きになるというクーポンを発行しました。

また、UMF主催のライブ映像がJOYSOUND機器で観覧でき、抽選でアーティストサイン入りグッズが当たる企画も同時に展開した事例もあります。音楽フェスティバルも開催しており、過去には「nobodyknows+」や「Lazy Lie Crazy」などが過去に出演しました。

#vote_forプロジェクト公式LINE内で投票の認証を行うと、こうした特典を受け取れるといいます。

「選挙商戦」を生み出す

高村代表は、選挙期間に消費行動のために外出することを促すことで、投票にもつながり、その結果ハロウィンやバレンタインで企業がイベントに合わせてイベントや販促を行うような「選挙商戦」を生み出すことができるのではないかと考えたそうです。