海士町大感謝祭とは?

「キンニャモニャ祭り」を引き継ぎ、挑戦×交流×継承を象徴する祭り

キンニャモニャ祭りは、郷土愛を深めながら島全体で交流できる場を作りたいという想いから、当時の商工会女性部が中心となり、平成8年に始められたものです。「キンニャモニャ」とは、隠岐民謡の「キンニャモニャ節」に由来し、諸説ありますが、海士町菱浦に生まれた杉山松太郎さんが明治十年の「西南戦争」に従軍し、九州の土地の唄をうろ覚えで持ち帰った自作自演の曲(機織唄)として歌い踊り継がれてきたと言われています。

現在では、両手に「しゃもじ」を持って楽しく踊られ多くの人々に愛されています。祭りはオープニング恒例の「餅なげ」、ステージでの民謡披露や、新鮮な島の魚介類や郷土料理、ビール等を楽しめる出店、約1,000人がしゃもじを持って踊る圧巻の「キンニャモニャパレード」、夏の終わりを感じさせるフィナーレの花火は菱浦湾内から打ち上げられます。

(出典:ないものはない海士町公式note)