28日に、異例づくめの米国大統領選テレビ討論会が開催されました。1960年にテレビ討論会が初めて開催されて以降、二大政党の正式な候補者が決まる党大会後、または大統領選の投開票日の直前に実施されることが慣例でした。しかし、既に本選モードに入っているトランプ前大統領とバイデン大統領の意向もあり、その慣例が破られました。

今回の討論会の最大の敗北者はバイデン大統領以外に考えられません。討論会中のバイデン氏は老いを感じさせる場面が幾度もありました。

見るに耐えられない場面も多々ありました。

バイデン氏:「私がコロナ対策で、いや、いや、対処しなければならなかったすべての問題に対処してきたように、すべての人が確実に保険の対象になるよう努める。ほら、ついにメディケアを打ち負かしたじゃないか。」

トランプ氏:「彼は正しい。彼はメディケイドを打ち負かした。徹底的に打ち負かした。」

言葉を失うバイデン大統領 アトランタでのテレビ討論会より

あまりにバイデン大統領のパファーマンスが酷かったことに、普段はバイデン氏を支持しているCNNやMSNBCなどのリベラル系メディアのコメンテーターも言葉がありませんでした。