18cm頭に楽しめた
次に少し流れの強く水深のあるポイントを攻めるため、オモリを1.8gに変更。瀬の少し奥にクロスにキャストし、一気に潜らせてドリフトさせる。瀬の中心から手前に抜けてくる時にゴゴンっとアタった。私は梅雨明けが少し過ぎるまではアユの身が柔らかいので、ドラグをかなり緩めに設定している。そのため少しドラグ音が鳴る。ややサイズがいいことを確信して、岸際に寄せながら取り込もうとするが、手前で抵抗して走る。この瞬間のやりとりも楽しい。
誉100Fでもゲット(提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)
取り込んだのは18.5cmと、この時期としてはなかなかのサイズ。再度同じコースを狙うと、同じポイントでガツンとアタる。感じからすると同サイズはありそう。慎重に寄せると抵抗してグーッと竿を絞っていく。その瞬間グンッとさらなる負荷とともにドラグがなり、ラインが出されていく。竿を寝かせ絞って耐えるが、フッと軽くなった。たぶん掛かったアユに、コイか何かが食らいついたのだろう。
その後、オモリやポイントをかえて2時間で11尾の釣果。18cm前後が3尾、10~15cmが4尾、10cm以下が4尾だった。
今年の相模川は遡上が少なめと聞いて心配していたが、十分に楽しめそうだと期待の持てる釣行となった。
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>