自己記録更新78cm登場

それを見た私はネクタイを外し、ワームを付けて狙うことにした。このスタイルで過去に良型を釣った実績があったからだ。

すると、着底後数メートルでガツーンと大アタリ。ところが、首を振るような引きではなく、底に力強く突っ込むような引きだ。タイではないと予想はしていたが、上がってきたのは40cmオーバーのアコウ(キジハタ)だった。とてもおいしい魚なので、これは嬉しい誤算だった。

さらに、明らかに大物と分かる大ヒット。勢いよくライン出て、青物と思うような引き。最初は巻いたラインの量より出ていく量が多く、なかなか底から切れない状況だった。時間がたつにつれ、徐々にラインが巻けるようになったものの、10分ほどファイトしたのでバラシはしないかとヒヤヒヤしたが、何とか釣り上げることができた。自己記録となる78cmマダイだった。

その後、50cm級の良型を追加。そして、午後1時に納竿となった。

最終釣果

当日の私の釣果は25cm級~78cmのマダイ7尾、43cmのアコウ(キジハタ)1尾であった。

トップ釣果にはなれなかったが、前半戦はケイムラピンクで数釣り、後半はワームで良型の連発と作戦通りの展開であった。また、マダイの自己記録を更新でき、楽しい釣行だった。機会があれば、また挑戦してみたい。

<週刊つりニュース西部版APC・岡田賢一/TSURINEWS編>

出船場所:国東市・安岐港