■「つらい」と語った遺族

デヴリンさんの家族はメディアの取材に応じ、「家族全員が悲しみに暮れています。死んでしまったことを理解しようと努力しているところです」「ただ私ども家族は寛容ですし、誰も恨んではいません」と語った。

運動とゲームが大好きだったというデヴリンさん。その早すぎる死を、親しくしていた多くの仲間や家族が悼んでいる。

■加害者の母親は「息子が気の毒」

生徒2名を刺して逮捕された加害者の母親は、「長い間いじめに苦しんでいたんです、正当防衛ですよ」「事件が起こる前に学校には『何かが起こるかもしれない、他の男子生徒たちが息子を襲撃すると脅す可能性がある』と伝えてあったんです」と話し、学校の対応の遅さを批判した。

母親は「それに、息子が学校にナイフを持って行ったとは思いませんよ。学校で誰かに手渡されたんだと思う」「最悪だわ。亡くなった子の家族は気の毒だと思うけど、息子だってかわいそう」とも付け加えた。