5月の登録車新車販売台数(商用車を除く)は17万6693台で、前年同月比-1.7%、減少幅は縮小傾向にあるものの5カ月連続の減少。セグメント別に見ると、普通乗用車が、12万1457台、同+2.0%で4カ月ぶりの増加、小型乗用車は5万5236台、同-9.1%で8カ月連続の減少。全体的に復調傾向へ。

5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=首位をキープ、トヨタ・シエンタ。5月末の一部改良で好調維持となるか?、『CAR and DRIVER』より 引用)

SUV/軽カーを除いた乗用車ランキングは?

 乗用車ランキング(SUV・軽自動車除く)はトヨタ・シエンタが2カ月連続で首位となった。2月、3月は日産ノートが首位、この2車が乗用車のトップを争う様相だ。6月13日にはノート・オーラがマイナーチェンジを実施しており、これからも2車のトップ争いは続くだろう。3位以降はカローラ、ヤリスが順当に続いている(SUVのクロス系は除く)。
 ミニバン系では先月乗用車2位となったトヨタ・アルファードが日産セレナを抑えて再びセグメントトップの5位に。バックオーダーや、生産状況に拠るところもあるが、高価格帯のこのモデルが上位グループにいることが興味深い。

 その他、ランキング圏内を見てみると、出荷再開となったトヨタ・ルーミーが先月から11ランクアップの8位に上昇。ホンダ・ステップワゴンも前年の2.8倍のセールスでトヨタのノア/ヴォクシーを抑え9位と好調だ。

5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=6月13日マイナーチェンジの日産ノート・オーラ。6月の登録台数次第では再びノートが首位となるか?、『CAR and DRIVER』より 引用)
5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=5月、6130台のカローラ販売のうち、半数の3040台はカローラ・ツーリングが占めている。ツーリングのHEV比率は9割と高い。画像はカローラ・ツーリング・アクティブ スポーツ、『CAR and DRIVER』より 引用)
5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=先月は2位(6704台)、5月は5位(5814台)と好調、トヨタ・アルファード。ヴェルファイアも2601台のセールスで16位にランクイン。、『CAR and DRIVER』より 引用)
5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=前年比280%と5000台近いセールス、ホンダ・ステップワゴン。中国からの輸入車となるオデッセイも900台あまりの登録で22位。フリードも新発売でホンダの好調要因が続く、『CAR and DRIVER』より 引用)
5月乗用車ランキング、トヨタ・シエンタが2カ月連続首位!乗用車需要は前年比マイナス1.7%ながら、復調傾向に。(SUV・軽自動車を除く販売台数ランキングTOP20・2024年5月)
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ヤリスクロス、カローラクロスはSUVとして別カウント)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ