ボルボがフラッグシップSUV「XC90」の一部仕様変更と車両価格の改定を実施。ハイエンドグレードの“Ultimate”はネーミングを“Ultra”に改称。エントリーモデルのPlus B5 AWDはダークティンテッドガラスを標準装備化

 ボルボ・カー・ジャパンは2024年6月20日、フラッグシップSUV「XC90」の一部仕様変更と車両価格の改定を行い、同日より発売した。

ボルボXC90のハイエンドグレードが「Ultimate」から「Ultra」へとネーミングを刷新
(画像=▲ボルボXC90 Ultra B5 AWD 価格:1069万円 全長4950×全幅1960×全高1775mm ホイールベース2985mm 車重2130kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.4km/リットル グレード名を従来のUltimate B5 AWDからUltra B5 AWDに改称、『CAR and DRIVER』より 引用)

車種展開と新車両価格は以下の通り。

Plus B5 AWD:954万円

Ultra B5 AWD:1069万円

Ultra T8 AWD plug-in hybrid:1264万円

ボルボXC90のハイエンドグレードが「Ultimate」から「Ultra」へとネーミングを刷新
(画像=▲ボルボXC90 Ultra T8 AWD plug-in hybrid 価格:1264万円 全長4950×全幅1960×全高1775mm ホイールベース2985mm 車重2340kg 乗車定員7名 EV走行換算距離(WLTCモード)73km WLTCモード燃費13.3km/リットル グレード名を従来のRecharge Ultimate T8 AWD plug-in hybridからUltra T8 AWD plug-in hybridに変更、『CAR and DRIVER』より 引用)

 今回の仕様変更は、ハイエンドグレードのネーミングを従来の“Ultimate”から“Ultra”に改称したことがトピック。また、プラグインハイブリッド車のRecharge Ultimate T8 AWD plug-in hybridは、Rechargeも外してUltra T8 AWD plug-in hybridとする。さらに、エントリーモデルのPlus B5 AWDには新たにダークティンテッドガラス(リアウィンドウ5面)を標準で装備した。

ボルボXC90のハイエンドグレードが「Ultimate」から「Ultra」へとネーミングを刷新
(画像=▲ボルボXC90 Plus B5 AWD 価格:954万円 全長4950×全幅1930×全高1775mm ホイールベース2985mm 車重2110kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.4km/リットル 新たにダークティンテッドガラス(リアウィンドウ5面)を標準装備、『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来を踏襲。Plus B5 AWDとUltra B5 AWDは48Vマイルドハイブリッドの1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(250ps/350Nm)+電気モーター(8.5kW/29Nm)+リチウムイオンバッテリー(容量8.4Ah)+電子制御8速ATギアトロニック+電子制御AWDを、Ultra T8 AWD plug-in hybridはプラグインハイブリッドの1968cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(317ps/400Nm)+電気モーター(前52kW/165Nm、後107kW/309Nm)+リチウムイオンバッテリー(総電力量18.8kWh)+電子制御8速ATギアトロニック+電子制御AWDを採用している。

提供元・CAR and DRIVER

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